概要
2024 年 4 月の振り返りです。
勉強概要
今月は下表のように勉強していました。 合計、約 69.6 時間です。 今月も個人的な事情により普段よりも確保できた時間が少なくなりました。 来月以降は確保できる時間が増える予定です。
項目 | 1 週目 | 2 週目 | 3 週目 | 4 週目 | 5 週目 |
---|---|---|---|---|---|
平日朝の勉強時間 | 約 7.97 時間(19 ポモドーロ) | 約 10 時間(24 ポモドーロ) | 約 9.58 時間(23 ポモドーロ) | 約 8.75 時間(21 ポモドーロ) | 約 5 時間(12 ポモドーロ) |
平日夕方の勉強時間 | 0 時間 | 0 時間 | 0 時間 | 0 時間 | 0 時間 |
休日の勉強時間 | 約 7.5 時間(18 ポモドーロ) | 約 5.83 時間(14 ポモドーロ) | 約 8.33 時間(20 ポモドーロ) | 約 6.67 時間(16 ポモドーロ) | 0 時間 |
OSS コードリーディング会 | 0 時間 | 0 時間 | 0 時間 | 0 時間 | 0 時間 |
そのほかの勉強会 | 0 時間 | 0 時間 | 0 時間 | 0 時間 | 0 時間 |
合計 | 約 15.5 時間 | 約 15.8 時間 | 約 17.9 時間 | 約 15.4 時間 | 約 5 時間 |
4 月の OKR 結果
2024 年 4 月〜6 月の目標
2024年4月〜6月の目標の目標に記述した OKR 目標は SRE・DevOps、Kotlin、英語です。 具体的には下表の通りになります。
注力分野 | Objective(3 ヵ月経過後の目標) | Key Result(必要だと考えていること) |
---|---|---|
SRE・DevOps | SRE・DevOps の文化を導入しシステム化する。SRE の技術的な要素も押さえる | SRE 業務における目標設定、毎月評価する。「詳解システムパフォーマンス」を読む |
Kotlin | Kotlin・Java の知識を深める | OSS(Arrow-kt、SpringBoot) のコードリーディング。Kotlin Fest に参加する |
技術英語 | 英語で技術系コンテンツを学べるようになったことを定量化している | ポッドキャスト・英語の技術書に毎月・毎週の進捗目標を設定し遂行する |
2024 年 4 月の OKR 目標
注力分野 | Objective(1 ヵ月度ごとの目標) | Key Result(具体的な行動予定) |
---|---|---|
SRE・DevOps | 業務で SRE の目標設定をする。SRE の技術的知識の拡充 | 業務において SRE として動くのは初めてなので目標設定やすり合わせを実施する。「詳解システムパフォーマンス」の勉強会を再開したい |
Kotlin | OSS のコードリーディングを通じて Kotlin の知識を拡充する | Arrow-kt(Either.kt) のコードリーディングし、zenn に読んだ内容をまとめる。内容によっては記事にする |
技術英語 | 技術英語の習熟度を把握するための継続的かつ定量的な指標を設定する | 普段の勉強記録からおおよその進捗を把握し、目標設定する |
2024 年 4 月の OKR 結果
今月は以下のようになりました。
注力分野 | 達成度(100 点満点) | Key Result(行動結果) |
---|---|---|
SRE・DevOps | 30 点 | SRE 業務に関わるようになったが、所属したチームに慣れきれず成果に貢献できなかった。「詳解システムパフォーマンス」の勉強会を再開できなかった |
Kotlin | 70 点 | OSS のコードリーディングを継続した。Kotlin Fest にプロポーザルが採択された。 |
英語 | 60 点 | ある程度の目標ができた。このままのやり方を続けても英語が上達しそうになかったので、やり方を変えてみたが時間がかかりすぎる |
注力分野の振り返り
今月は注目分野の振り返り以外に、ソフトウェアエンジニアとしての姿勢と心構えについて考察をしていました。 内容を「ソフトウェアエンジニアとしての姿勢と心構え」を実践するにまとめました。 4 月と 5 月でそれらの目標設定はしませんが、6 月を目処に目標設定しようと考えています。
SRE・DevOps
SRE・DevOps は 30 点です。 理由は以下です。 それぞれについて深堀していくます。
- 4 月から SRE 業務に関わったが、成果に貢献できなかった
- 「詳解システムパフォーマンス」の勉強会の再開を目標にしていたが、できなかった
- The Scrum Field Guide: Agile Advice for Your First Year and Beyond, Second Edition を読んでいるが、進捗が遅い
1 つめは、SRE 関連の業務にアジャストできなかったことです。 今月から SRE 関連のチームに所属しました。 しかし、チームのやり方ややっていることなどにアジャストできずに 1 ヵ月が終わってしまった感覚です。 とりあえず 1 ヵ月目と考えられれば良いですが、SRE 関連は抽象的な部分が多いので、方針が決まらなければ時間だけがすぎるので、気を引き締めたいと考えました。
2 つめは、「詳解システムパフォーマンス」の勉強会の再開を目標にしていましたが、できませんでした。 これは、家庭的な事情からうまく時間をまわせませんでした。
3 つめは、スクラムの書籍を読みきれなかったことです。 The Scrum Field Guide: Agile Advice for Your First Year and Beyond, Second Editionを読んでいました。 2 月ぐらいから読む始めているので、読み切りたいのですが、英語学習も兼ねているので時間をかけている結果、進捗がよくないです。
まとめると、時間が限られている中で時間をうまくやりくりできずに 1 ヵ月が経過してしまいました。 時間が限られているのは自分だけではないので、個人の力量不足を実感しました。
Kotlin
Kotlin は 65 点でした。 理由は以下です。
- 良かった点:Arrow-kt のコードリーディングを継続できた。Kotlin Fest にプロポーザルが通った
- 良くなかった点:Arrow-kt が 2.0 に向けて Deprecated な機能が多かったので読みづらかった。理解できなかった部分を後回しにして理解する時間に割けなかった
良かった点は、Arrow-kt のコードリーディングは継続できたことです。
読んだ結果をArrow の Either.kt を読むにメモを毎日残していました。
Kotlin のジェネリクス、kotest、contract について学べて勉強になる部分が多かったです。
また、Kotlin Fest に提出した以下のプロポーザルが通過しました。
ハンズオンで学ぶサーバーサイド Kotlin を作成したときから、ずっと構想していたことでしたので採択されて非常にうれしいです。
良くなかった点は、コードリーディングによって Kotlin を適切に学べていないことです。
まず、見積もりが甘かったのですが、Arrow-kt が 2.0 に向けて Deprecated な機能が多かったので読みづらかったことが挙げられます。
テストが記述してあるメソッドを追っても Deprecated だったり、2.0 以降も残るメソッドが呼び出されていたりしてつらかったです。
そして、わからないことだけメモ書きした内容を棚卸しする機会がなかったのは不味かったと思いました。
1 ヵ月をまとめると、継続できた部分は良かったですが、改善の余地があると思いました。 Arrow-kt については、2.0 が main ブランチにマージされたので、いったんリセットして最初からやり直すことで対応します。
英語
技術英語は、60 点でした。 理由は、目標設定ができたからです。しかし、現状のやり方では、想定以上に時間を必要とする問題が発生しています。
引き続き、英語の技術書とポッドキャストを聞くことで、英語力の向上をはかっています。
英語の技術書は以下に取り組んでいました。
ポッドキャストは以下に取り組んでいました。
1 週目から、英語の技術書とポッドキャストは継続しています。 具体的な進捗状況も記録できるようにポッドキャストは何分進んだのかを記録し、技術書は単語数をカウントするようにしています。
英語の技術書は、以下を継続して読んでいます。
ポッドキャストは以下を聞いています。
- VMware’s Spring AI with Ryan Morgan and Mark Pollack
- Building the PyCharm IDE at JetBrains with Paul Everitt
途中までは、割と流しつつ進めていて英語の技術書は 25 分で 3000 単語、ポッドキャストは 25 分で 10 m のシャドーイングを目標に設定しました。 しかし、あまり英語の内容がついてこなかったので、25 分で 2000 単語、ポッドキャストは 25 分で 5 分の内容をシャドーイングしつつ理解しながら進めることを目標に変更しました。
結果、英語の内容で興味のある分野について時間をかけて取り組む体制を作りました。 しかし、進捗が遅く成果も見えないのでモチベーションの維持に苦戦しています。 とりあえず、5 月の前半まで継続して、次の目標設定を考えます。
5 月の OKR
4 月を踏まえた 5 月の OKR 設定は下表になります。
注力分野 | Objective(1 ヵ月度ごとの目標) | Key Result(具体的な行動予定) |
---|---|---|
SRE・DevOps | 業務で SRE(・DevOps)に対する貢献 | 期待値に対して 1 ヵ月でコミットできたことを評価する。「詳解システムパフォーマンス」の勉強会を再開する |
Kotlin | OSS のコードリーディングを通じて Kotlin の知識を拡充する | Arrow-kt(Either.kt) のコードリーディングを完了させる。わからなかったことを zenn の scrap にまとめる |
英語 | 定量的な指標をもとに自身の英語力の遷移を可視化する | 英語の技術書を 25 分で 2000 単語、ポッドキャストは 25 分で 5 分の内容をシャドーイングしつつ理解しながら進める |
読書
今月は 2 冊読みました。
「達人プログラマー(第 2 版)」
「エッセンシャル思考」
技術記事の作成
今月の作成はありません。
その他
先月 Kotlin Fest に提出した以下のプロポーザル採択されました。 6 月 22 日(土)に登壇します。
4 月の振り返りまとめ
4 月は、良かったことはありつつも、全体的に実践できた内容は満足できる内容ではありませんでした。
時間的制約があったため、今まで効率的に勉強できていなかったことを思い知りました。
新卒でエンジニアになり 4 年目だったので、自分を見直す機会になり、ソフトウェアエンジニアとしての姿勢と心構えを読みました。
そして、「ソフトウェアエンジニアとしての姿勢と心構え」を実践するにまとめ、実践しようと考えました。
具体的には達人プログラマーを読み返しました。
読み返したところ、3 年前と比較して読めるようになった部分が多くなった反面、習慣的な部分は抜け落ちていると思いました。
そこで、「ソフトウェアエンジニアとしての姿勢と心構え」を実践すると合わせて実践します。