概要
2024 年 4 月〜6 月の振り返りです。
4 月〜6 月の振り返り記事
2024 年 4 月〜6 月の振り返りを欠かさず実施しました。
4 月の振り返り記事
5 月の振り返り記事
6 月の振り返り記事
勉強関連
「DevOps をチームと技術の側面から実践できるエンジニア」になれるように勉強しています。
勉強時間
3 ヵ月間で合計勉強時間は、時間でした。 勉強時間は毎月平均 90 ~ 120 時間を目標にしています。 4 月から 5 月初旬は家庭の都合で時間が確保できず、5 月には体調を崩して確保できませんでした。 6 月には業務が落ち着きつつ確保できるようになったので、7 月からの改善を目指します。
4 月 | 5 月 | 6 月 |
---|---|---|
約 69.6 時間 | 約 60.0 時間 | 約 77.9 時間 |
3 ヵ月間(4 月〜6 月)の OKR
4 月時点の OKR
4 月時点での OKR は以下でした。
注力分野 | Objective(3 ヵ月経過後の目標) | Key Result(必要だと考えていること) |
---|---|---|
SRE・DevOps | SRE・DevOps の文化を導入しシステム化する。SRE の技術的な要素も押さえる | SRE 業務における目標設定、毎月評価する。「詳解システムパフォーマンス」を読む |
Kotlin | Kotlin・Java の知識を深める | OSS(Arrow-kt、SpringBoot) のコードリーディング。Kotlin Fest に参加する |
技術英語 | 英語で技術系コンテンツを学べるようになったことを定量化している | ポッドキャスト・英語の技術書に毎月・毎週の進捗目標を設定し遂行する |
また、4 月時点で 1 ヵ月ごとの具体的な OKR は下記でした。
注力分野 | 月 | Objective(1 ヵ月度ごとの目標) | Key Result(具体的な行動予定) |
---|---|---|---|
SRE・DevOps | 4 月 | 業務で SRE の目標設定をする。SRE の技術的知識の拡充 | 業務において SRE として動くのは初めてなので目標設定やすり合わせを実施する。「詳解システムパフォーマンス」の勉強会を再開したい |
5 月 | 業務で SRE(・DevOps)に対する貢献 | 期待値に対して 1 ヵ月でコミットできたことを評価する | |
6 月 | 9 月に向けたロードマップを策定。SRE の技術的知識の拡充を終える | 3 ヵ月の内容をもとに自身の評価やできることを把握し目標を再設定する | |
Kotlin | 4 月 | OSS のコードリーディングを通じて Kotlin の知識を拡充する | Arrow-kt(Either.kt) のコードリーディングし、zenn に読んだ内容をまとめる。内容によっては記事にする |
5 月 | OSS のコードリーディングを通じて Kotlin の知識を拡充する | Arrow-kt(Either.kt) のコードリーディングを完了させる。次の OSS のコードリーディングを決定 | |
6 月 | OSS のコードリーディングを通じて Kotlin・Java の知識を拡充する | 前月の内容をもとに決定する。Kotlin Fest に参加する | |
英語 | 4 月 | 技術英語の習熟度を把握するための継続的かつ定量的な指標を設定する | 普段の勉強記録からおおよその進捗を把握し、目標設定する |
5 月 | 定量的な指標をもとに自身の英語力の遷移を可視化する | 4 月で立てた目標設定で英語学習を実践 | |
6 月 | 技術的英語コンテンツから学べるようになったか判断する | 3 ヵ月分を評価し、英語学習を目標に立てるのか判断する |
6 月時点の OKR 結果
6 月を終えた時点での月毎の OKR 結果は下表の通りです。
注力分野 | 月 | 達成度(100 点満点) | Key Result(行動結果) |
---|---|---|---|
SRE・DevOps | 4 月 | 30 点 | SRE 業務に関わるようになったが、所属したチームに慣れきれず成果に貢献できなかった。「詳解システムパフォーマンス」の勉強会を再開できなかった |
5 月 | 30 点 | 「詳解システムパフォーマンス」を読んだ。業務・個人の両面において継続的な学習と成果が出せなかった | |
6 月 | 0 点 | 目標から取り下げていたので特になし | |
Kotlin | 4 月 | 70 点 | OSS のコードリーディングを継続した。Kotlin Fest にプロポーザルが採択された。 |
5 月 | 65 点 | Arro-kt の Either.kt のコードリーディングを終えた。Kotlin Fest の資料を作成し始めた | |
6 月 | 90 点 | Kotlin Fest 2024 で発表しポジティブなフィードバックを得られた。 | |
英語 | 4 月 | 60 点 | ある程度の目標ができた。このままのやり方を続けても英語が上達しそうになかったので、やり方を変えてみたが時間がかかりすぎる |
5 月 | 40 点 | 英語勉強のやり方が適切でなかった。英語ガチ勢エンジニアになる方法 を読んで勉強方針の変更を決心した | |
6 月 | 60 点 | 「英語ガチ勢エンジニアになる方法」 をもとに勉強計画を立て、英語資格の受験を申し込んだ |
3 ヵ月間(4 月〜6 月)の OKR 結果
3 ヵ月を総括した振り返りは下記になります。
注力分野 | 達成度(100 点満点) | Objective | Key Result |
---|---|---|---|
SRE・DevOps | 20 点 | 業務のバランスで SRE にコミットできなかった。かろうじて「詳解システムパフォーマンス」を読んだ | 業務のバランスで SRE にコミットできなかった。かろうじて「詳解システムパフォーマンス」を読んだ。業務的なそく m |
Kotlin | 80 点 | 自身の Kotlin の知識を把握して、新しい知識を拡充する | Kotlin の技術記事を 4 つ投稿した。パブリックな場で LT 発表した Kotlin Fest にプロポーザルを提出した |
英語 | 53.3 点 | 英語で技術系のコンテンツをなんとなく読めるようになる | 自身の技術英語の学習方法(ポッドキャスト、英語の技術書)を確立した。英語で技術系のコンテンツをなんとなく読めるようにはならなかった。 |
注力分野の振り返り
家庭の都合もあり、あまり時間がとれない期間もありましたが、全体的に SRE・DevOps はうまくできませんでした。 3ヵ月間勉強していく中で、英語がボトルネックだったので、英語の優先順位を上げました。
SRE・DevOps
SRE・DevOps は 20 点でした。 理由は、個人的にできたことが、「詳解システムパフォーマンス」を読んだのみだからです。 スクラム系の書籍を英語で読もうとしていましたが、自身の英語力では読み進めることができませんでした。 ほかの点においては、今期から業務で SRE に携わっているものの、業務のことなので書けないことが多かったです。 業務で学んだことを個人的なことに活用するのが難しく、3 ヵ月通して実践できることが少なかったです。
次の 3 ヵ月では英語を優先することを決めたので、個人的なふりかえりで SRE・DevOps は対象外とします。 認定スクラムマスターの受講は検討しているため、進捗があれば記述します。
Kotlin
Kotln は 75 点です。 理由は以下です。
- 発表するまで紆余曲折があったが、Kotlin Fest 2024 にプロポーザルが通り、発表した
- Kotin Fest 2024 のフィードバックを踏まえて、自分の実力や経験が足りない部分も自覚したので、Kotlin 以外の側面でも拡充する必要がある
Kotlin Fest 2024 の発表資料は以下です。 プロポーザルの構想から、スライドにまとめるまで非常に苦戦しましたが、なんとか完成して良かったです。 まだ、記事を作成時点ではまだですが、アーカイブが公開されるとのことです。
さまざまなポジティブフィードバックを得られましたが、一方で以下の点で実力不足だと考えています。 どれも現状における自分の立場では拡充されるものではないので、対策を考えたいです。
前者は業務でなんとかしたいです。 後者は、とりあえずは「ハンズオンで学ぶサーバーサイド Kotlin」を更新することで、最新の Kotlin のデフォルトを追従したいです。
個人的な範囲で、書籍や公演などで学びたいですが、経験的に英語がボトルネックになっているので、これらの観点からも英語の学習を優先します。
英語
英語は 53.3 点です。 理由は以下です。
- 技術コンテンツを英語から学ぼうとしたが、うまくいかなかった。勉強のモチベーションも下がっていた
- 「英語ガチ勢エンジニアになる方法」をもとに、自身の英語力的には英語試験をもとに勉強したが良いと考え直した。資格教材を購入しオンライン英会話に入会した
5 月の途中まで、技術的な内容の英語のポッドキャストや書籍をもとに勉強していましたが、難易度的にうまくいきませんでした。 しかし、自身の興味がある領域(SRE・DevOps、Kotlin)は英語におけるコンテンツが多く、英語は避けて通れない問題でした。 技術書典で、「英語ガチ勢エンジニアになる方法」を発見し即購入したところ、内容に共感する部分が多く本書に従って勉強することにしました。 現時点での目標は 2025 年 3 月までに TOEIC L&R 900 点、TOEIC S&W 300 点、英検準 1 級です(英検準 1 級は受験時期的に 4 月に合格発表されそう)。 出費が痛いですが定量的に効果を計測するために、目標達成まで毎月受験します。
読書
感想文を記述したのは 3 冊です。 過去の書籍を読みつつ、OKR に含めていた書籍を読みました。 英語の技術書や技術同人誌を読みましたが、感想文を書きませんでした。
「達人プログラマー(第 2 版)」
「エッセンシャル思考」
「詳解システムパフォーマンス」
2024 年 7 月 ~ 9 月の OKR 目標について
来月以降は英語を最優先事項にして、ほかの優先順位をさげます。 SRE・DevOps は目標から取り下げました。 英語をメインにして、Kotlin の学習は片手間に実践します。
注力分野 | Objective(3 ヵ月経過後の目標) | Key Result(必要だと考えていること) |
---|---|---|
英語 | 英語で技術系コンテンツを学べるようになったことを定量化している | 英語学習の継続と英語試験の受験 |
Kotlin | Kotlin と周辺知識(JVM、Spring、モナド)の知識を深める。あくまで優先事項は英語 | 「ハンズオンで学ぶサーバーサイド Kotlin」の更新。Kotlin Conf の視聴など |
まとめ
この 3 ヵ月は全体的に達成率が低いです。 理由は、自身が目標にしている内容の難易度が上がったのと、英語を利用した勉強方法がうまくいかなかったからです。 自身の実力に見合わない勉強方法を実践しようとした結果、このような結果を引き起こしてしまいました。
数年にわたって、勉強をしてきた中で英語の重要性を痛感したので、いったん英語の勉強を最優先します。 Kotlin と SRE・DevOps の優先順位は下げます。 まだまだできないことが多い中で、より Kotlin・DevOps について学ぶには英語の習熟度を上げる必要があると考えたからです。 英語の習熟は簡単に上がるものではないですが、いつまでも英語の勉強をするわけにはいかないので、計画と定量化を進めていきます。