概要
データベースリライアビリティエンジニアリングを読みました。 感想を書きます。
前提
目的
本書を読んだ理由は以下です。
- 2024年1月〜3月の目標の目標の注力分野の 1 つに SRE・DevOps を掲げていた
- データベースリライアビリティエンジニアリングは SRE を学ぶための書籍の 1 つとして挙げていた
事前知識
業務で SRE チームや関連の領域に所属しておらず、自社開発企業のプロダクト開発エンジニアとして働いています。 SRE は業務外の範囲で知見を深めており、学んだことを業務に導入したりしています。 直近では、ポストモーテムの作成文化、SLO の考え方の導入、モニタリング・オブザーバビリティについての基礎知識の共有といったことを行いました。
SRE 関連の書籍は以下を読んでいました。
- 入門 監視
- オブザーバビリティ・エンジニアリング
- SRE サイトリライアビリティエンジニアリング
- SLO サービスレベル目標
- カオスエンジニアリング
- SRE の探求
- セキュアで信頼性のあるシステム構築
DevOps 関連で言えば以下の書籍を読んでいました。
他にもSRE NEXT 2023 に参加することで、SRE の日本企業の事例も学びました。 当時の参加感想は以下の記事にまとめました。
読了時間
個人的に勉強会を開催し、以下の日程で読み進めていました。 ページ数が少ないので 3 週間程度でいっきに読み切りました。
No. | 日付 | 章 |
---|---|---|
1 | 2024/02/13 | 1 章 ~ 5 章 |
2 | 2024/02/20 | 6 章 ~ 9 章 |
3 | 2024/02/27 | 10 章 ~ 14 章 |
感想
タイトルから予想されるほど、SRE としての DB に関連する内容は少なく、SRE の業務としての基本的な部分が多かったです。 個人的な所感としては、DBRE を志す方が本書を読むには、少し物足りないのではないかと思いました。 そのため、ほかの DB の構成やパフォーマンスについて学べる書籍を合わせて読むことを検討した方が良いのではないかと考えました。
個人的には、中盤以降はデータベースの込み入った話があり、正直あまり理解できませんでした。 しかし、本書に出てきた単語がわかるように、DB の勉強をしようというモチベーションになりました。
次に関連で勉強すること
業務で SRE 関連のことを実施します。
また、以下の書籍も読みます。