概要
2024 年 1 月〜3 月の振り返りです。
1 月〜3 月の振り返り記事
2024 年 1 月〜3 月の振り返りを欠かさず実施しました。
1 月の振り返り記事
2 月の振り返り記事
3 月の振り返り記事
勉強関連
「DevOps をチームと技術の側面から実践できるエンジニア」になれるように勉強しています。
勉強時間
3 ヵ月間で合計勉強時間は、時間でした。 勉強時間は毎月平均 120 時間~ 150 時間を目標にしています。 3 月は家庭の事情により、あまり時間を確保できませんでした。
1 月 | 2 月 | 3 月 |
---|---|---|
約 118.5 時間 | 約 103.98 時間 | 約 59.3 時間 |
3 ヵ月間(1 月〜3 月)の OKR
1 月時点の OKR
1 月時点での OKR は以下でした。
注力分野 | Objective(3 ヵ月経過後の目標) | Key Result(必要だと考えていること) |
---|---|---|
SRE・DevOps | SRE の考え方を学ぶのはいったん完了とする。スクラムによって仮説検証を回すプロセスを体験する | 書籍ベースの SRE の学習にひと区切終える。スクラム開発を実践する。 |
Kotlin | 自身の Kotlin の知識を把握して、新しい知識を拡充する | 自身が作成した書籍の更新。公式ドキュメントを読む |
英語 | 英語で技術系のコンテンツをなんとなく読めるようになる | 基本的な英語の知識から始めて、3 月には技術系記事に対してやってみる |
また、1 月時点で 1 ヵ月ごとの具体的な OKR は下記でした。
注力分野 | 月 | Objective(1 ヵ月度ごとの目標) | Key Result(具体的な行動予定) |
---|---|---|---|
SRE・DevOps | 1 月 | 書籍ベースで、SRE を学ぶ。業務でスクラムを実践してみる | 「セキュアで信頼性のあるシステム構築」の勉強会をやる。 |
2 月 | 書籍ベースで、SRE を学ぶ。業務でスクラムを実践した結果を振り返る、必要な知識を拡充する | 「セキュアで信頼性のあるシステム構築」の勉強会を終える。「データベースリライアビリティエンジニアリング」の勉強会を開始する。 | |
3 月 | 書籍ベースで、SRE に区切りをつける。業務でスクラムを再度実践する | 「データベースリライアビリティエンジニアリング」の勉強会を終える。 | |
Kotlin | 1 月 | 自分が持っている Kotlin の知識を更新する | 「ハンズオンで学ぶサーバーサイド Kotlin」更新のために、SpringDoc を調査して実践する。 |
2 月 | 自分が持っている Kotlin の知識を更新する | 「ハンズオンで学ぶサーバーサイド Kotlin」を Spring Boot 3 系に更新する。 | |
3 月 | Kotlin の知識を公式ドキュメントから抑える | 公式ドキュメントを押さえていく | |
英語 | 1 月 | 英語学習のとっかかりをつかむ | 自分にあった英語の学習方法を模索する。 |
2 月 | 英語学習を継続している | 1 月に模索した勉強法を継続している | |
3 月 | 英語の技術ドキュメント・動画で学習してみる | 興味がある分野に対して、とりあえず実践してみる |
3 月時点の OKR 結果
3 月を終えた時点での月毎の OKR 結果は下表の通りです。
注力分野 | 月 | 達成度(100 点満点) | Key Result(行動結果) |
---|---|---|---|
SRE・DevOps | 1 月 | 75 点 | 「セキュアで信頼性のあるシステム構築」の勉強会を実践し、全 7 回中 6 回を終えた。 スクラムを実践している。 Docs as Code を導入してみた |
2 月 | 70 点 | 予定通り「セキュアで信頼性のあるシステム構築」/「データベースリライアビリティエンジニアリング」を終えた。スクラムを業務で実践し、短期間で課題を発見し解決する経験を得ている。 | |
3 月 | 30 点 | 「詳解システム・パフォーマンス」の勉強を一部始めた。SRE 業務に関わるようになった | |
Kotlin | 1 月 | 80 点 | SpringDoc を調査し、実装方法をまとめて zenn に投稿した |
2 月 | 90 点 | zenn に記事を 3 つ投稿した。「ハンズオンで学ぶサーバーサイド Kotlin」を v2 に更新した | |
3 月 | 65 点 | サーバーサイド Kotlin LT 大会 vol.11で発表した。Kotlin Fest にプロポーザルを提出した。Arrow-kt のコードリーディングを開始した | |
英語 | 1 月 | 60 点 | 英語の技術書とバイリンガルニュースで英語学習を開始した |
2 月 | 40 点 | 自分の勉強方針を確立した。2 週目までは継続できていたが、優先順位が下がって実践できなかった。 | |
3 月 | 60 点 | 試行錯誤しながら英語学習を継続できている。取り組めない日もあったが 18 日取り組めた日があった。英語はまだまだ理解できていない部分が多い。 |
3 ヵ月間(1 月〜3 月)の OKR 結果
3 ヵ月を総括した振り返りは下記になります。
注力分野 | 達成度(100 点満点) | Objective | Key Result |
---|---|---|---|
SRE・DevOps | 58.3 点 | SRE の考え方を学ぶのはいったん完了とする。スクラムによって仮説検証を回すプロセスを体験する | 「セキュアで信頼性のあるシステム構築」「データベースリライアビリティエンジニアリング」を読み終えた。スクラムも導入してみたが異動になったため道半ばになってしまった。SRE のチームに移動したが、まだ何もできていない |
Kotlin | 80 点 | 自身の Kotlin の知識を把握して、新しい知識を拡充する | Kotlin の技術記事を 4 つ投稿した。パブリックな場で LT 発表した Kotlin Fest にプロポーザルを提出した |
英語 | 53.3 点 | 英語で技術系のコンテンツをなんとなく読めるようになる | 自身の技術英語の学習方法(ポッドキャスト、英語の技術書)を確立した。英語で技術系のコンテンツをなんとなく読めるようにはならなかった。 |
注力分野の振り返り
SRE・DevOps
SRE・DevOps は 58.3 点です。 理由は以下です。
- SRE は、書籍ベースでの学びはいったん終えたものの、それ以外の方法で実践や身に付けられていない
- DevOps は、スクラムの導入や Docs as Code の実践をした。しかし、途中で異動になってしまったため、
3 月までに、「セキュアで信頼性のあるシステム構築」「データベースリライアビリティエンジニアリング」を読み終えました。 とりあえず、日本語で出版されている SRE の書籍は、「詳解システムパフォーマンス」を除き読み終えました。 達成感はあるものの、知識不足で経験もほとんどないので、実力的にはまだまだです。
DevOps はスクラムと Docs as Code の実践をしました。 スクラムを導入してみて、改善をスプリントに組み込む方法をやってみました。しかし、継続的な改善を積み重ねることによる最終的な業務速度向上や文化的なものにできませんでした。 プロダクションコードに docusaurus を導入する方法を考案し、コードとドキュメントの一致を可能にしました。課題は既存のドキュメントを完全に移行することは難しく、負債になる可能性が高いことです。 実践してみたことは多かったのですが、想定外の異動が発生したため、途中で投げ出す結果になってしまいました。
総じて、当初の予定は達成できたものの、継続可能なものにできませんでした。 これは自身の目標から遠い状態です。 今の興味は、改善のために取り組んだことを一過性のものではなく文化にすることです。 いきなりはできませんが、個人の範囲でも取り組んだことを振り返られるようなしくみを導入します。
Kotlin
Kotln は 80 点です。 理由は以下です。
- 自身の Kotlin の知識を踏まえて、記事を 4 つ投稿した
- ハンズオンで学ぶサーバーサイド Kotlin を v2 に更新した
- サーバーサイド Kotlin LT 大会 vol.11で LT 発表し、Kotlin Fest にプロポーザルを出した
- Arrow-kt のコードリーディングに取り組めている
あらためて Kotlin に取り組むため、自身の知識を押さえる必要がありました。 その結果、4 つの記事を投稿できました。
- Kotlin + Spring Boot 3 + Springdoc-openapi で OpenAPI ドキュメントを作成する
- Kotlin × Spring Boot の 400 系の標準例外をハンドリングする
- Kotlin × Spring Boot 3 でコントローラの null 非許容型のバリデーションを 3 種類の方法で実装
- Kotlin × Spring Boot 3 で ConstraintViolationException のパラメータを変換する
それを踏まえて書籍の更新ができましたし、LT 発表もできました。 今後は OSS のコードリーディングを踏まえて知識を拡充していきます。
3 ヵ月を踏まえて、継続的な勉強に取り組めました。 今後は OSS や公式ドキュメントを踏まえて学んでいきます。
英語
英語は 53.3 点です。 理由は、英語力の向上は乏しいものの、技術的な英語コンテンツを学べるようになるための英語学習方法を自分なりにも確立したからです。
具体的には以下の 2 つの勉強法の進捗を記録に残しながら実践しています。記録に残しているので、モチベーションを維持しながら取り組めています。
- 比較的難易度が低い or 邦訳版を読んだことがる or 興味のある英語の技術書を音読しながら読む。読んだら感想文を登録する
- Software Engineering Daily をシャドーイングする
課題は英語力の向上を実感できていないことです。 英語の内容を理解できていない、またはすぐに忘れてしまうため、英語学習になっていない気がします。 邦訳は参照しながら進めているので、部分的にでも意味がわかっていますが、このような状態が続くのは割けたいです。
学んだ内容を要約するなどして対策を取りたいです。
読書
感想文を記述したのは 2 冊です。英語の技術書も含めペースが落ちています。
「セキュアで信頼性のあるシステム構築」
「データベースリライアビリティエンジニアリング」
2024 年 4 月 ~ 6 月の OKR 目標について
注力分野 | Objective(3 ヵ月経過後の目標) | Key Result(必要だと考えていること) |
---|---|---|
SRE・DevOps | SRE・DevOps の文化を導入しシステム化する。SRE の技術的な要素も押さえる | SRE 業務における目標設定、毎月評価する。「詳解システムパフォーマンス」を読む |
Kotlin | Kotlin・Java の知識を深める | OSS(Arrow-kt、SpringBoot) のコードリーディング |
技術英語 | 英語で技術系コンテンツを学べるようになったことを定量化している | ポッドキャスト・英語の技術書に毎月・毎週の進捗目標を設定し遂行する |
まとめ
今年も 4 分の 1 が終わりました。 最初の 3 ヵ月の滑り出しとしては、Kotlin・英語については手探りの部分が多く、SRE・DevOps は今までやってきたことを継続したという感想でした。 思い通りにいっていない部が多かったですが、すべりだしとしてはまずまずでした。 3 ヵ月かけてあらたな目標設定はできませんでしたが、個人的に不足している部分であり興味関心が更新されなかったとしてとらえます。
また、個人的な環境も慌しかったです。 そのせいで、3 月の勉強時間の確保が難しかったです。 むしろ今までは自分が勉強時間を確保できていたことが恵まれていたと考え、どのようにして時間し目標を達成するのか考えていきます。