msksgm’s blog

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Webエンジニアです。日々の勉強記録、技術書感想、美術観賞感想を投稿します。

2023年11月の振り返り

概要

2023 年 11 月の振り返りです。

勉強概要

今月は下表のように勉強していました。 合計、約 133.5 時間です。

項目 1 週目(11 月 1 日〜11 月 5 日) 2 週目 3 週目 4 週目 5 週目(11 月 27 日〜11 月 30 日)
平日朝の勉強時間 約 6.67 時間(16 ポモドーロ) 約 16.7 時間(40 ポモドーロ) 約 15 時間(36 ポモドーロ) 約 10.8 時間(26 ポモドーロ) 約 10 時間
平日夕方の勉強時間 0 時間 約 0.833 時間(2 ポモドーロ) 約 0.833 時間(2 ポモドーロ) 0 時間 0 時間
休日の勉強時間 約 20 時間(48 ポモドーロ) 約 6.25 時間(15 ポモドーロ) 約 13.3 時間(32 ポモドーロ) 約 19.6 時間(47 ポモドーロ) 0 時間
「SRE の探求」勉強会 約 1.5 時間 約 1.5 時間 約 1.0 時間 約 1.5 時間 約 1.5 時間
そのほかの勉強会 0 時間 約 5 時間 約 1.5 時間 0 時間 0 時間
合計 約 28.2 時間 約 30.3 時間 約 31.6 時間 約 31.9 時間 約 11.5 時間

11 月の OKR 結果

2023 年 10 月〜12 月の目標

2023年10月〜12月の目標に記述した OKR 目標は、SRE・DevOps、ネットワーク・Linux、LT 発表です。 具体的には下表の通りになります。

注力分野 Objective(3 ヵ月経過後の目標) Key Result(必要だと考えていること)
SRE・DevOps SRE の継続的な学習に取り組んでいる。トイルの削減と監視・モニタリングの導入を行う 「サイトリライアビリティワークブック」「SRE の探求」の勉強会を行う。トイルの削減と監視・モニタリングの導入を行う
ネットワーク・Linux SRE に必要な技術的要素として、継続的な学習をしている。 Linux・ネットワーク系の書籍を読んでいる。応用情報技術者試験を受験する。ネットワークスペシャリストの受験を検討する
LT 発表 説明能力向上のため、業務内外問わず登壇した経験がある 毎月 LT 発表する

2023 年 11 月の OKR 目標

2023年11月の目標に 11 月の目標は下表に落とし込んでいました。

注力分野 Objective(1 ヵ月度ごとの目標) Key Result(具体的な行動予定)
SRE・DevOps 個人で SRE について継続的な学習をしている。業務でトイルの削減と監視・オブザーバビリティを説明、導入する 「SRE の探求」の勉強会を開催する。業務で監視またはオブザーバビリティツールについてまとめる
ネットワーク・Linux ネットワークについて知見を深めている。 Real World HTTP 第 2 版」を読む。ほかの書籍も読む。
LT 発表 LT の経験を得る 業務内外問わず、LT 発表を 1 回行う

2023 年 11 月の OKR 結果

今月は以下のようになりました。

注力分野 達成度(100 点満点) Key Result(行動結果)
SRE・DevOps 85 点 「SRE の探求」の勉強会、トイル削減のための bot 作成、アジャイルのキャッチアップ
ネットワーク・Linux 80 点 さまざまな本を通じてインプットできた。ネットワークスペシャリストの勉強に入れそうだが、ほかとの兼ね合いによって優先度が下がりそう
LT 発表 85 点 社内の LT 会で発表した。いろいろなリアクションをもらえた。運用の業務改善について話せた。社外で LT の計画は立てられなかった

注力分野の振り返り

SRE・DevOps

SRE・DevOps は 85 点でした。 理由は目標通りインプットとアウトプットを個人と業務の両方で実践していたからです。 具体的に実践したことは 3 つあります。 「SRE の探求」の勉強会、トイル削減のための bot 作成、アジャイルのキャッチアップです。 それぞれについて振り返っていきます。

「SRE の探求」の勉強会は 4 回実施し、今月で 22 章まで読み終えたので 7 割ほど読み終えました。 SRE について今までにない観点から学べています。 しかし、良い意味と悪い意味の両方で、複数人で作成した SRE の合同誌感がいなめないです。 多角的な SRE の実践例を学べる一方で、コンテキストがわかりづらい部分も多いです。 出版された 2018 年時点では SRE の実践例が少なかったと想定していますが、現在は SRE NEXT によって数多くの実践例が紹介されているので、個人的にはそちらに参加することをお勧めします。 あと 3 回で完了予定ですので、この調子で読み進めていきます。

また業務面では、トイル削減のための bot 作成は、業務で実践しました。 業務で繰り返しになっており、自動化すれば業務効率改善につながることが多数ありました。 課題感はありましたが、本腰を入れて対処した経験が組織的にない状況でした。 そこで、全社的利用が許可されている FaaS プラットフォームの利用に踏み切りました。 調査してから実装するまで 2、3 週間かかり、共有に 1 週間かかりました。 それなりにコストを必要としたものの、活用方法の共有ができたので良かったのではないかと考えています。

最後に今月からアジャイルについて学び始めました。 アジャイルを学び始めたのは、直近でビジネス都合によりタスクの優先順位に大きな変更がありましたが、対応できるような組織でなかったことに危機感を感じたからです。 ビジネス都合の理由を聞いて納得できたものの、それに対応できるかどうかはまた別問題で、今まで取り組んでこなかった組織的な課題だと思いました。 そして、今後もトップダウンで組織作りを行わないことが明確のため、ボトムアップで取り組もうとしています。
以前から、プロダクトマネジメント観点で学ぶことはあったものの、アジャイルにスコープを絞って学ぶのは初めてでした。 現時点でいきなり開始しても、変化に対応できてないことが明確ですので、とりあえずインプットから入っています。 今月は以下の書籍を読みました。

自身の組織に当てはめるにはどうしたら良いのかを考えつつ、スクラムによって何を達成したいのかを書き出す必要性があると実感してきました。 1 月に実践することを目標に引き続き準備を進めていきます。

ネットワーク・Linux

ネットワーク・Linux80 点でした。 理由はネットワークに注力できたからです。 具体的には以下の書籍を読みました。

読んで終わらせる本と手を動かして学ぶ本を交互に読むことで、以前よりも理解が深まっている気がしています。 まだまだ初学者ですが基本的な部分を繰り返し抑えることによって、10 月時点よりも苦手意識が薄くなってきたのではないかと考えています。 12 月から当初の目標に掲げていたネットワークスペシャリストの勉強を開始しようと考えています。 しかし、先述したアジャイルの導入について優先順位が高まってきているのと、単純にネットワークスペシャリストの難易度が高そうで断念しかけています。 12 月はとりあえず勉強をしますが、受験については応用情報の合格発表とアジャイルに進捗度合いから判断します。

LT 発表

LT 発表は 85 点でした。 理由は、1 回 LT 発表ができ、さまざまな反応をいただけて議論できたからです。 課題感の共有もできたので、個人的には満足感が高いです。 社外における LT は引き続き計画できなかったので、この点数にしました。

LT の内容は運用業務改善のための bot で、解決したい課題・そのプロセス・今後について話しました。 LT をした結果、いろいろな意見をいただけました。 その中で、運用業務改善について議論でき、課題感を共有できたことをうれしく思いました。 LT 会で発表することで、フィードバックをいただける機会が増えたので目標の期間をすぎても継続したいです。

12 月の OKR

12 月の OKR は下表のようにします。 内容が継続的な学習となっているので、都度具体的な学習に移していきます。

注力分野 Objective(1 ヵ月度ごとの目標) Key Result(具体的な行動予定)
SRE・DevOps 個人で SRE について継続的な学習をしている。業務でトイルの削減と監視・オブザーバビリティの導入から一定の成果を得られる 「SRE の探求」の勉強会を終える。監視またはオブザーバビリティツールに一定の知見が得られた状態。業務で定義した SLO の解像度が高い状態。スクラムの導入を考え、1 月時点で導入を目指している状態
ネットワーク・Linux 応用情報技術者試験の合格発表。ネットワークスペシャリストの受験を判断 ネットワークスペシャリストの勉強をしている。
LT 発表 LT の経験を得る 業務内外問わず、LT 発表を 1 回行う

読書

今月は以下の本に加えて、スクラム関連の本を読み進めていました。 1 月にスクラムの開始を目標とします。

「Real World HTTP 第 2 版」

msksgm.hatenablog.com

Linux で動かしながら学ぶ TCP/IP ネットワーク入門」

msksgm.hatenablog.com

「マスタリング TCP/IP 入門編(第 6 版)」

msksgm.hatenablog.com

技術記事の作成

特になし。

その他

今月は多数のイベントに参加しました。

JJUG CCC 2023 Fall

jjug.doorkeeper.jp

技術書典 15

techbookfest.org

技術的品質と開発生産性:二兎を追うための技術

loglass-tech.connpass.com

11 月の振り返りまとめ

今月も、インプットとアウトプットを両立できた印象です。 特に、SRE・DevOps について個人ではインプット、業務ではアウトプットを意識できたと考えています。 「SRE の探求」は予定通り、進められて残り 3 回となっています。 書籍を読み進める傍ら、業務の課題を botダッシュボードの作成によって自動化し、業務効率を改善できました。 このように、課題発見し解決までつなげられていることが自身の得意分野になりつつあります。

ネットワークも複数冊読み進めることができました。 簡単な書籍ですが、複数冊読み進められて良かったです。 ネットワークスペシャリストの受験を検討していますが、アジャイルへの優先度が高くなっているため悩んでいます。

LT 発表の目標も達成できました。 先月と引き続き今月も社内で LT 発表しました。 不特定多数に対して発表すると、さまざまな方々から反応があり勉強になったり共感したりする部分が多いです。 普段はフィードバックされる機会が少ないので、LT 発表を目標に加えて本当に良かったです。

目標に関係ない部分では、組織的な部分です。 個人の簡単なことは解決に取り組めているのですが、組織的な改善ができない状態です。 現状を改善するため、アジャイルの文化を強めに導入することで、改善に取り組もうと考えています。 DevOps の傍らにやっていきます。

来月は年末ですので、1 年間の振り返りをまとめます。