概要
マスタリング TCP/IP 入門編(第 6 版)を読みました。 感想を書きます。
前提
目的
本書を読んだ背景は以下です。
- 2023年10月〜12月の目標の注力分野の 1 つにネットワーク・Linux を掲げていた
- SRE に関心があるので、ネットワーク周りの知見を深めたかった
- 前回は手を動かして学ぶLinux で動かしながら学ぶ TCP/IP ネットワーク入門を読んだので、体系的な書籍を読みたくなった
- ネットワークスペシャリストに興味があり副読本として挙げられていたので、読むことにした
事前知識
過去に読んだネットワークの書籍は以下です。ネットワークの基礎知識を定着するために応用情報技術者試験の内容を勉強し、2023 年 10 月に受験しました。普段は Web アプリケーションエンジニアとして勤務しているため、基本的な HTTP の知識は持っています。
日は本書も以前読んだので、2 回目になります。以前はほぼ初めて読んだネットワークの書籍でしたので、あまり内容が入ってきていませんでした。
読了時間
だいたい、6 ~ 8 時間ほどで読みました。 少し込み入って理解が難しそうな部分は、読み飛ばして進めたので、予定よりも早く読み終わりました。
感想
1 回目も読んだときの感想と同様に、TCP/IP 周りについて図も加えた説明で体系的に学びやすい文章だと思いました。 初学者でもとりあえず眺めるだけでも体系的に学ぶことができる書籍だと引き続き考えています。
2 回目を読んで思った感想は、本書が初めて読むネットワークの書籍ならば、もう少し簡単な書籍で一通り学んだり、手を動かして学んだ後に本書を読んだ後に読み直すと良さそうだと思いました。 具体的には下記の書籍で前者の書籍で簡単にネットワークを学び、後者の書籍で手を動かして学びました。 それらを踏まえて本書を読むことで、以前よりも内容が入ってきました。
特に TCP/IP のヘッダの詳細な図解だったり、歴史的背景、細かいところに手が届いた内容で説明されているので、より知識を定着できた実感があります。
逆にいえば、現時点では込み入った部分(特に第 7 章「ルーティングプロトコロル(制御プロトコル)」)の理解が難しかったです。 この領域は、実際にネットワークを構築やネットワークスペシャリストを受験するタイミングであらためて整理しようと考えています。
次に関連で勉強すること
引き続きネットワーク系の知識を拡充していきます。 以下の書籍も検討していますが、ネットワークスペシャリストの勉強を始めていこうと考えています。
まとめ
マスタリング TCP/IP 入門編(第 6 版)の 2 回目を読みました。 ほかのより初歩的な書籍を読んだ上での再読だったため、以前よりも知識を定着させながら読めました。 難易度の高い部分はまだまだですので、ネットワークスペシャリストの勉強を開始して自身のネットワークの知識を向上させていきます。