msksgm’s blog

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Webエンジニアです。日々の勉強記録、技術書感想、美術観賞感想を投稿します。

「ジョゼと虎と魚たち」 まとめと感想

ジョゼと虎と魚たち」(角川つばさ文庫)を読了しました.

まとめと感想について記述していきます.

まとめ

概要

ジョゼと虎と魚たち」は池辺聖子さんが原作の書籍です.

2013 年 12 月 13 日に実写映画が公開され,2020 年 12 月 25 日にアニメ映画が公開されています.

原作,実写映画,アニメ映画はどれも結末が違います.

アニメ映画は「純愛」推しなのですが,他の2つはまったく異なるみたいですね.

角川つばさ文庫と,角川文庫版の違い.

角川つばさ文庫アニメ映画の小説版となっており,角川文庫版は池辺聖子さんの原作となっています.

感想

全体的に

ジョゼと虎と魚たち」はアニメ映画から入り,原作が気になったので購入しましたが,間違えてしまいました...

基本的なストーリーはアニメ映画とまったく同じで,少しだけ省略されている箇所がありましたが,気にならないレベルです.

いいと思ったこと

  • アニメは登場人物の感情描写を繊細に描いていましたが,文字に起こすとよりわかりやすいこと.
    • 特にジョゼと恒夫のシーン毎の感情がわかりやすくなる
  • アニメだとすぐに流れてしまう「魚の名前」や「サガンの作品」が文字に起こされているので調べやすい.

あんまりだと思ったこと

  • 登場人物たちの動作の説明が,アニメをみていないとわからない.

    • とあるシーンとかは,そのまま文字におこしたような状態
    • アニメ映画を見る方が重要なのであまり気にしない方がいいかも
  • ジョゼと恒夫とチズ以外の視点がないこと

    • 隼人と舞はアニメオリジナルだったと思うので,せっかくだから少しぐらい書いて欲しかった.

最後に

アニメ映画が好きな方なら十分に楽しめる内容にだと思います.アニメシーンを振り返りながら読むと涙腺が熱くなります,

角川つばさ文庫版から読むことはお勧めしないです.なぜならジョゼは絵を書くのですが,それは映像作品じゃないとやはりわかりにくいからです.

原作と実写映画は評価が人によって大きく異なるので,後日読んだり,視聴したいと思います.