「さんかく窓の外側は夜」を観に行きました.
少し話題になっていたので観ることにしました.
感想を述べていきたいとおもいます. 少しネタバレがあります
感想
前知識について
原作はヤマシタトモコさんの漫画みたいですね.
原作のことは知らずに映画を観ました.
役者について
岡田さんの演技はベテランという感じでした.
志尊さんの演技を観るのは初めてだったのですが,違和感なく観ることができました.
平手さんは響(映画)のときから口数が少ない役が多い気がします.欅坂のときから笑わないアイドル売りをしていたので普段の姿とギャップがなく受け入れることができましたが,欅坂を脱退した今後はどのような役で売っていくのかが楽しみです.
他の役者さんもそれなりに豪華だったのですが,あまり出番がなかったですね.
ストーリーについて
前情報は予告 PV のみで観にきました.
予告 PV だけだと,霊を見ることできる男性と除霊師が手を組んで謎解きをする本格ミステリーだと思ったのですが,まったくそんなことがなく,ファンタジー要素が強かったです.
予告 PV だとファンタジー:ミステリー=2:8 ぐらいだとおもったら 8:2 だったような感覚です.
ストーリー序盤ののテンポはとてもよく,展開の遅さに苛立つことはありませんでした.
ほどよく様々な場面展開で登場人物の掘り下げがあるので,原作未読でも登場人物への理解ができないことはありませんでした.
しかし,メインストーリーのやりたかったことがあまりよくわかりませんでした.
100 分程度の短い時間だと,これぐらいが限界だったのかもしれませんが,敵役にさらわれてそれだけ?とか,主人公が自分の家族に能力について話すシーンやヒロインがあれだけやっといて普段の生活に戻ったり,そもそも呪いのシステムってなんだ?と思ったりツッコミをいれたくなりました.
ラストシーンも続編を意識した作りでしたが,原作が完結してるみたいなので,もっと綺麗な終わり方をして満足感を足して欲しかったです.
最後に
原作を未読ですが,気になったことは,「PV から予測できる内容と実際の内容が大きくことなること」,「ストーリーの大筋をもっとしっかりして欲しかった」ことですね.
ただ,原作を知らなくてもわかりやすかったこと,役者さんの演技が素晴らしかったこと,序盤のテンポがよかった点においてはとても満足できました.