「Learn or Die」を読了しました.
感想について書いていきます.
Preferred Networks(PFN)は日本有数のユニコーン企業です.
PFN を設立した西川徹氏が著者で PFN の設立,沿革,事業内容までを執筆されています.
元々 Preferred Infrastructure(PFI)としてスタートした会社は,「頭がいい人が集まったんだからなにかできるだろう」とか
最初にリリースした製品は機械学習を用いた自然言語処理の製品でした.
深層学習が初期に流行ったときに乗り換えを決断したことや,製品開発と研究開発で社内が二つに別れたことから PFN が生まれたなどと,AI 技術者たちが順調に育てていった会社ではなく紆余曲折をへて今日にいたることがわかります.
普通のベンチャー企業とかわらないような変遷があっても日本有数の企業として注目されるようになった理由は,4 つの企業理念守り,共感するエンジニアたちがいたからだと思います.
4 つの理念は
- Motivation-Driven
- Learn or Die
- Proud, but Humble
- Boldly do what no one has done before です.
なぜ今の事業分野に取り組んでいるのか,大企業との資本提携,ビジネスへの取り組み方など憧れる部分が感じられる内容でした.
今後の PFN の発展を見守りたいと思うと同時に,自分の成長へのモチベーションを高めさせてくれました.