概要
2023 年 9 月の振り返りです。
勉強概要
今月は下表のように勉強していました。 合計、約 110.6 時間です。 若干目標を下回りました。旅行に行っていた影響なので問題ありません。
項目 | 1 週目(9 月 1 日 ~ 9 月 3 日) | 2 週目 | 3 週目 | 4 週目 | 5 週目(9 月 25 日 ~ 9 月 30 日) |
---|---|---|---|---|---|
平日朝の勉強時間 | 約 3.33 時間(8 ポモドーロ) | 約 14.2 時間(34 ポモドーロ) | 約 15.8 時間(38 ポモドーロ) | 0 時間 | 約 15.4 時間(37 ポモドーロ) |
平日夕方の勉強時間 | 0 時間 | 約 0.833 時間(2 ポモドーロ) | 0 時間 | 0 時間 | 0 時間 |
休日の勉強時間 | 約 11.7 時間(28 ポモドーロ) | 約 6.67 時間(16 ポモドーロ) | 約 6.25 時間(15 ポモドーロ) + 2 時間 | 約 19.9 時間(43 ポモドーロ + 2 時間) | 約 7.5 時間(18 ポモドーロ) |
「SLO 本」勉強会 | 0 時間 | 約 2 時間 | 約 2 時間 | 約 2 時間 | 0 時間 |
そのほかの勉強会 | 0 時間 | 0 時間 | 0 時間 | 0 時間 | 約 5 時間 |
合計 | 約 15.0 時間 | 約 23.7 時間 | 約 24.1 時間 | 約 19.9 時間 | 約 27.9 時間 |
8 月の OKR 結果
2023 年 7 月〜9 月の目標
2023年7月〜9月の目標に記述した OKR 目標は、開発者テスト、プロダクトマネジメント、SRE・DevOps です。 具体的には下表の通りになります。
注力分野 | Objective(3 ヵ月経過後の目標) | Key Result(必要だと考えていること) |
---|---|---|
開発者テスト | サービスで稼働されているソースコードを、単体テスト観点から評価し、改善に着手した経験がある状態 | 単体テストから考える設計の理想が遠い業務コードを理解し、計画を立て、一部の改善に取り組むこと |
プロダクトマネジメント | プロダクトマネジメントの継続的な学習をしている状態 | プロダクトマネジメントの書籍を毎月 1 冊読み感想を書く |
SRE・DevOps | SRE の初歩的な概念の知識を獲得している。組織面と技術面の両方において実践している状態 | SRE 本を読み終えている。部分的に SRE の概念や手法を業務のチームに導入し、継続的な学習と実験ができている。 |
2023 年 9 月の OKR 目標
9 月は下表に落とし込んでいました。
注力分野 | Objective(1 ヵ月度ごとの目標) | Key Result(具体的な行動予定) |
---|---|---|
開発者テスト | 改善計画の 1 つめに取り組みに着手し、終えている | 継続して改善に取り組む |
プロダクトマネジメント | 継続的に学習ができている状態 | INSPIREDまたは、今から始める・見直す内部統制の仕組みと実務がわかる本を読み読書感想文を書く |
SRE・DevOps | SRE について継続的な学習をしている。チームに対して導入したことの振り返りを行う。ネットワークと Linux に対して 1 つの区切りをつけている | 次の勉強会を実施している。7月8月に導入したことを評価する。応用情報技術者試験の勉強をする。監視・オブザーバビリティツールまたはタスク管理ツールについて知見を深める |
2023 年 9 月の OKR 結果
注力分野 | 達成度(100 点満点) | Key Result(行動結果) |
---|---|---|
開発者テスト | 50 点 | 継続して、業務コード改善に取り組んでいた。しかし、業務で例外設計について話す必要があり、途中から取り組まなくなった |
プロダクトマネジメント | 60 点 | 今から始める・見直す内部統制の仕組みと実務がわかる本を読んだが、想定と異なる内容だったため、感想を書かなかった。カオスエンジニアリングを読んで感想を書いた |
DevOps・SRE | 70 点 | SLO 本の勉強会を読み終えた。サイトリライアビリティワークブックの勉強会を始めた。業務で DORA の計測を行った。タスク管理ツールの知見を深めた。監視・オブザーバビリティツールの知見は深められなかった。応用情報技術者試験の勉強をしていた。 |
注力分野の振り返り
開発者テスト
開発者テストは 50 点でした。 理由は、業務コードの改善していましたが、継続のみで新しく得られることがなかったことと進捗が芳しくなかったからです。 また、業務で例外設計を優先する必要があり、その準備のため開発者テストの方には取り組めませんでした。
例外設計の準備については、過去学んだ内容をまとめており、個人的な振り返りとなっています。 開発者テストは頓挫してきましたが、プロダクトの継続的な成長のためには、例外設計も重要だと考えているので、あまり根本目標は変わっていません。
まとめると、開発者テストに注力する理由もなくなってきたので、来月以降は別の目標を立てます。
プロダクトマネジメント
プロダクトマネジメントは 60 点でした。 理由は、目標の「関連書籍を 1 冊読んで感想を書く」でしたが、想定と異なっていた為、途中で読むのをやめて感想を書かなかったからです。 しかし、その代わりに「カオス・エンジニアリング」を読んだため、最終的にこのような数値にしました。
内部統制が業務に関わりが深いので、今から始める・見直す内部統制の仕組みと実務がわかる本を読んでいました。 この本では、内部統制について 3 つの役割(内部統制の実施者、内部統制の評価者、監査側)をそれぞれ紹介していますが、自身の役割は 1 つだけでしたので、あまり読む部分がありませんでした。 そのため、感想文も書かずに終えました。
その代わりに「カオス・エンジニアリング」を読み感想文を書きました。 「カオス・エンジニアリング」はどちらかといえば SRE よりの内容ですので、後述します。
3 ヵ月間かけて一応毎月書籍を読めたので、プロダクトマネジメントの目標は来月から外します。
SRE・DevOps
SRE・DevOps は 70 点でした。
良かった点は以下です。
- SLO 本の勉強会を終えて、サイトリライアビリティワークブックの勉強会を始めた
- 業務で DORA のキーメトリクスを評価した
- 「カオス・エンジニアリング」を読んだ
- 応用情報技術者試験の勉強をした
今月で「SLO サービスレベル目標」を読み終えました。 信頼性を定量化したり、アラートや業務に活かす方法などを学び非常に知見が得られました。 続いて SRE 関連の勉強の一貫として、「サイトリライアビリティワークブック」の勉強会を始めました。 SRE 本の副読本的な立ち位置で、割と読みやすいです。 勉強会は 6 週間をかけて行う予定で、9 月時点で 3 回目まで終えました。 10 月中に読了する予定です。
他には業務で DORA のキーメトリクスを評価しました。 5 つの指標を概算ですが評価できました。 チーム全体として算出できた事に対する良い感想が得られました。 9 月以降はケイパビリティを元に計画を立てることになり、来月は以下のケイパビリティに取り組みます。 これらのケイパビリティを向上させる手段が例外設計ということになり、例外設計の準備をしています。
- モニタリングとオブザーバビリティ
- 障害の予兆通知
- コードの保守性
最後に、「カオスエンジニアリング」を読みました。 複雑性との共存について本質的な事柄が述べられており、自身の興味がある領域と一致していたため非常に興味深かったです。 本書の内容をそのまま実践するのは難しいですが、カオスエンジニアリングの原則に沿うような取り組みをしたり、取り組みを行っている会社で働いてみたいと思いました。
今月も継続して SRE に関連することを学べました。 応用情報技術者試験の勉強も継続できており、来月には試験を受けます。 課題は、監視・オブザーバビリティに関連することを深堀できなかったことです。 以前からの課題ですので、来月以降は優先度を上げて取り組んでいきます。
10 月の OKR
読書
今月は以下の 3 冊を読み、2 冊は感想文を書きました。
SLO サービスレベル目標
カオス・エンジニアリング
技術記事の作成
今月は特にありません。
その他
勉強会に 1 つ参加しました。
SRE NEXT 2023
9 月の振り返りまとめ
9 月は先月・先々月の内容を踏まえて継続しつつ、良い意味と悪い意味の両方で落とし所に落ち着いた感覚です。
SRE・DevOps の観点では学びつつ、業務でもアウトプットできています。
予定と比べて、注力できなかった部分もありますが、総合してプラスになっている状態です。
SRE・DevOps については、引き続き書籍やイベントなどで学べる部分は学びつつ、自身で機会を作らなければならないものは時間をとるなどして、来年の 3 月まで同様に継続していきます。
開発者テストについては、先月と引き続き進捗が良くありません。
理由は、一人でやりきれない部分が多いからです。
とりあえず継続はしていましたが、来月以降は例外設計について準備するため、目標については別途考えます。
プロダクトマネジメントは毎月 1 冊読むことを目標に掲げていました。
一応達成したので来月以降の目標からは外します。
まとめると、SRE・DevOps とプロダクトマネジメントでは、総合してプラスでした。 プロダクトマネジメントは継続して学べてきたので、いったん目標から外して DevOps 周りを学ぼうと考えています。 SRE・DevOps は継続して学べてたり、業務で実践できることがあったりと、良いことが多かったです。 ただし、まだまだな部分の方が圧倒的に多いので来月以降も目標を立てます。 具体的には以下です。
- SRE 関連の書籍を読む
- 監視・オブザーバビリティの知見
- SLO 周りの知見
開発者テストについては最終的にグダグダになってしまいました。 自分自身だけが理解したり実践したりしても、どうしようもない部分が多かったからです。 このような周りにも共有しないといけないが、周囲の関心が薄い部分を説得するにはどうしたら良いのかは今後の課題です。
3 ヵ月経過しましたので、3 ヵ月分の振り返りと目標を計画していきます。