概要
PLG プロダクト・レッド・グロースを読みました。 感想を書きます。
前提
目的
- 2023年7月〜9月の目標に毎月 1 冊プロダクトマネジメントの書籍を読み、読書感想文を書くことを目標にしていた
- 自身の目標である、「プロダクトの高速かつ持続的な成長を可能にするため、チーム作りと技術詳細に精通したエンジニア」になるには、プロダクトマネジメントも学ぶ必要があると考えている
- kyon_mm さんのソフトウェアテストで参考にしている 67 のモノ 2021に紹介されていた
- 「プロダクトマネージャーこそ、戦略的に読書せよ!」── 最短で成果を出すための読書地図でも紹介されていた
事前知識
プロダクトマネジメント関連では、以下の書籍を読み感想文を書きました。ほかにも感想文を書いていない書籍があります。
マネジメント系では下記の書籍を読んでいました。
読了時間
具体的すぎる部分は読み飛ばしつつ 5 時間程度で読みました。 あまり内容が入っていない部分もあります。
感想
プロダクト主導型の GTM 戦略がセール主導型の GTM 戦略よりも優位であるのかを述べ、自社プロダクトの分析、最後にプロダクト主導型を実践する「ボウリングフレームワーク」について解説する書籍でした。 主に SaaS 企業向けの書籍であり、自身の業務とマッチしていない部分も多くありましたが、以下の点において学びがありました。 特に「プロダクト主導型」と「自社プロダクトの価値」について重要性を実感しつつも、取り組めていないときが多かったため、本書の内容のやり方でなくても実践しようと思いました。
- プロダクト主導型がなぜうまくいくのか
- 自社プロダクトの価値の理解、伝え方、提供方法
- トリプル A(Analze、Ask、Act)スプリント
- ボウリングフレームワーク
気になった点は、海外のユースケースよりですので、すべてを納得しづらい可能性があることです。 プロダクトマネジメントを体系的に学ぶのであれば、日本語書籍ですでに出版されている下記の書籍の方がお勧めだと考えています。
- プロダクトマネジメントのすべて
- カイゼン・ジャーニー
- 正しいものを正しくつくる
- チーム・ジャーニー
次に関連で勉強すること
プロダクトマネジメントの書籍を引き続き読み進めていきます。 主に下記の書籍を考えています。 ほかにも、過去に一読した書籍を読もうと考えています。
- INSPIRED
- ゼロから始めるプロダクトマネジメント
まとめ
プロダクト主導型の GTM 戦略がなぜうまくいき、具体的な実践方法も紹介する書籍でした。 自社プロダクトの価値の評価は特に有益だと思いました。 ただし、体系的に学ぶのであればほかの書籍もお勧めします。