「UML モデリングレッスン」[平澤 章(著) , 2008]を読みました(途中から斜め読みですが。。。)。
知り合いのエンジニアにすすめられたのと、DDD のモデリングで UML を記述する際に適切な知識を持っていない気がしたので読むことにしました。
感想
UML の書き方について、体系的にまとめられた本でした。 UML の記述方法について網羅的に学びたいのなら、この本で十分すぎると思います。 抽象的な概念を UML に落とし込もうとしたり、木構造を UML で表現したりと、幅広いので、個人開発から業務までマッチしない UML は紹介されていないとおもいます。
普段、何(What)を UML に落とし込みたいか思いついても、どのように(How)描くかは思いつかないことが多かったので、要望にマッチしました。 UML を 21 パターンで紹介されますが、単純に紹介して終わりではなく、例題と共に掲載してくれているので、参考になります。 ただ、この一冊を機械的に読み終えるのは時間がかかり、忍耐力も必要そう(「本当に使うのか?」という疑念を抱き始めた)なので、一度斜め読みして、本格的に記述するときや途中で悩んだりした際に思い起こせるように、手元に持っておくことをおすすめします。