概要
2024 年 1 月の振り返りです。
勉強概要
今月は下表のように勉強していました。
合計、約 118.5 時間です。
項目 |
1 週目(1 月 1 日〜1 月 7 日) |
2 週目 |
3 週目 |
4 週目 |
5 週目(1 月 29 日 ~ 1 月 31 日) |
平日朝の勉強時間 |
約 2.5 時間(5 ポモドーロ) |
約 13.3 時間(32 ポモドーロ) |
約 12.9 時間(31 ポモドーロ) |
約 14.6 時間(35 ポモドーロ) |
約 7.92 時間(17 ポモドーロ) |
平日夕方の勉強時間 |
0 時間 |
約 1.25 時間 |
約 1.67 時間(4 ポモドーロ) |
0 時間 |
0 時間 |
休日の勉強時間 |
約 25 時間 |
約 13.8 時間 |
約 9.17 時間(22 ポモドーロ) |
約 10.4 時間(25 ポモドーロ) |
0 時間 |
「セキュアで信頼性のあるシステム構築」勉強会 |
約 1.5 時間 |
約 1.5 時間 |
約 1.5 時間 |
約 1.5 時間 |
約 1.5 時間 |
そのほかの勉強会 |
0 時間 |
0 時間 |
0 時間 |
0 時間 |
0 時間 |
合計 |
約 29 時間 |
約 28.4 時間 |
約 25.2 時間 |
約 26.5 時間 |
約 9.42 時間 |
12 月の OKR 結果
2024 年 1 月〜3 月の目標
2024年1月〜3月の目標に記述した OKR 目標は SRE・DevOps、Kotlin、英語です。
具体的には下表の通りになります。
注力分野 |
Objective(3 ヵ月経過後の目標) |
Key Result(必要だと考えていること) |
SRE・DevOps |
SRE の考え方を学ぶのはいったん完了とする。スクラムによって仮説検証を回すプロセスを体験する |
書籍ベースの SRE の学習にひと区切終える。スクラム開発を実践する。 |
Kotlin |
自身の Kotlin の知識を把握して、新しい知識を拡充する |
自身が作成した書籍の更新。公式ドキュメントを読む |
英語 |
英語で技術系のコンテンツをなんとなく読めるようになる |
基本的な英語の知識から始めて、3 月には技術系記事に対してやってみる |
2024 年 1 月の OKR 目標
注力分野 |
Objective(1 ヵ月度ごとの目標) |
Key Result(具体的な行動予定) |
SRE・DevOps |
書籍ベースで、SRE を学ぶ。業務でスクラムを実践してみる |
「セキュアで信頼性のあるシステム構築」の勉強会をやる。 |
Kotlin |
自分が持っている Kotlin の知識を更新する |
「ハンズオンで学ぶサーバーサイド Kotlin」更新のために、SpringDoc を調査して実践する。 |
英語 |
英語学習のとっかかりをつかむ |
自分にあった英語の学習方法を模索する。 |
2024 年 1 月の OKR 結果
今月は以下のようになりました。
注力分野 |
達成度(100 点満点) |
Key Result(行動結果) |
SRE・DevOps |
75 点 |
「セキュアで信頼性のあるシステム構築」の勉強会を実践し、全 7 回中 6 回を終えた。 スクラムを実践している。 Docs as Code を導入してみた |
Kotlin |
80 点 |
SpringDoc を調査し、実装方法をまとめて zenn に投稿した |
英語 |
60 点 |
英語の技術書とバイリンガルニュースで英語学習を開始した |
注力分野の振り返り
SRE・DevOps
SRE・DevOps 観点は 75 点程度です。
理由は以下の 3 つを実践してたからです。手広く実践できましたが、課題感も多いので原点しました。それぞれについて深堀します。
- SRE の勉強を継続して実践した。しかし、内容的に難易度や具体性が高くあまり身についていない
- 業務でスクラムを導入し、未経験だがスクラムマスターとしてリードしている。しかし、未経験なのでタイムボックスを守れなかったり意思決定が追いつかなかったりする
- docusaurus を用いて Docs as Code の実現に成功した。ただし、まだ効果を実践する前の状態
SRE は書籍ベースでの学習のため「セキュアで信頼性のあるシステム構築」を読んでいます。
だいたい 9 割ほど読み終わり、あと 1 回実施したら終わりです。
内容が Google に偏った内容が多いことや、組織の上位層が考えることだったりしたため、身に入る部分が少なかったです。
参考になることもあるんですが、自分に関連しないことが多いので、途中から飛ばし読みになってしまいました。
業務でスクラムを導入しました。
誰も経験者がいないので、自身がスクラムマスターとして振る舞っています。
まだまだスクラムイベントをこなせなかったり、チームとしても目標にコミットできていなかったりと、完成度としてはまだまだです。
それらも含めて楽しみつつ経験になっています。
しかし、組織的な課題が非常に多いので、スクラムの完成度が低いまま中途半端な状態で終わりそうです。
最後に Docs as Code の実践です。
業務効率の改善やプロダクト品質向上のため、ドキュメントのコード化に以前から興味がありました。
そこで、docusaurus を用いたドキュメントのコード化を実践しました。
具体的には、PR の作成タイミングで docusaurus のアプリケーションを作成しレビュー、マージしたら GitHub Pages にデプロイするしくみです。
やりたいことの実装方法を 2 週間程度で理解し導入しました。
発想自体は正しいと考えていますが、メリットがでるのは保守や差分のレビュー時だと考えているので、まだ費用対効果を評価できていないことが課題です。
ドキュメントのコード化を調査していくうちに、Docs as Code の存在を知りました。
タイトルの通りでドキュメントをコードのようにバージョン管理、マークアップ言語、コードレビューなどを組み込むといった内容です。
より知見を深めるために、Crafting Docs for Success : An End-to-End Approach to Developer Documentationを読み終えました。
DevOps 関連では、学習する組織を読み感想文を書きました。
マネジメントの内容で、出版が 1990 年ですが現代にも通じる内容が詰まっており、非常に感銘をうけました。
総じて、今月も自分の興味のあることに対して探求し必要であれば実践できました。
しかし、どれも課題が多いです。
個人的な勉強の範疇では問題ありませんが、チームに導入したことは負債となります。
自身の異動の話がでており、中途半端な状態になる可能性が非常に高いので、来月はそれらの改善に取り組みたいです。
Kotlin
Kotlin は 80 点でした。
理由は当初の予定だった SpringDoc の調査を一通り終えたからです。
zenn に記事 Kotlin + Spring Boot 3 + Springdoc-openapi で OpenAPI ドキュメントを作成する として公開しました。
予定通り終えられて勘所もつかみましたので、「ハンズオンで学ぶサーバーサイド Kotlin」に反映できそうです。
しかし、実装面において別件で気になったことやまとめたいことが出てきたので、来月の最初はそれを実践します。
具体的には、以下の 2 つを調査して投稿します。
- Spring Boot の標準例外ハンドラについて
- 必須 or null のバリデーションエラーの実装方法について
とりあえず、目標通りで順調です。
残ったタスクも 2 月の早いうちにこなします。
英語
英語は 60 点でした。
英語の勉強方法を検討し、決めたからです。
1 週目ぐらいに、勉強方法を考え以下の 2 つを検討しました。
どちらもなんとかして技術系の英語を学ぶきっかけになればと考えています。
- バイリンガルニュースを聞くことで、リスニング力を鍛える
- 毎月、比較的難易度が低い or 邦訳版を読んだことがる英語の技術書を読む。読んだら感想文を登録する
前者は比較的難易度の高いリスニングを学べそうだから選択しました。
前者はスマートフォンのポッドキャストで聴講可能ですので、利用しました。
1 日 30 分ほどでも進められるように、普段のスケジュールの見直しをしています。
後者は技術英語を学ぶためです。
自分の興味がある分野からできたらと考えています。
とりあえず、課題図書はCrafting Docs for Success : An End-to-End Approach to Developer Documentationを考えています。
今月末までにどのような効果が得られるのかを考えます。
後者はとりあえず読書感想文まで書きました。
前者はあまり継続できていません。
来月は実践できた日、できなかった日をそれぞれカウントすることで対応しようと考えています。
2 月の OKR
2 月の OKR は下表のようにします。
内容が継続的な学習となっているので、都度具体的な学習に移していきます。
注力分野 |
Objective(1 ヵ月度ごとの目標) |
Key Result(具体的な行動予定) |
SRE・DevOps |
書籍ベースで、SRE を学ぶ。業務でスクラムを実践した結果を振り返る、必要な知識を拡充する |
「セキュアで信頼性のあるシステム構築」の勉強会を実施する。「データベースリライアビリティエンジニアリング」の勉強会を実施する。 |
Kotlin |
自分が持っている Kotlin の知識を更新する |
Spring Boot の標準例外や null のバリデーションエラーについて調査する。「ハンズオンで学ぶサーバーサイド Kotlin」を Spring Boot 3 に更新する |
英語 |
英語学習を継続している |
バイリンガルニュースを聞き、英語の技術書を読む。できた日をカウントする |
読書
学習する組織
msksgm.hatenablog.com
Crafting Docs for Success : An End-to-End Approach to Developer Documentation
msksgm.hatenablog.com
技術記事の作成
Kotlin の目標に掲げていた SpringDoc の記事を作成しました。
3 月までは継続して投稿します。
Kotlin + Spring Boot 3 + Springdoc-openapi で OpenAPI ドキュメントを作成する
zenn.dev
その他
特にありません。
Kotlin 関連の LT 会で発表しようと考えています。
1 月の振り返りまとめ
2024 年 1 月最初の振り返り記事でした。
とりあえず新年やろうと決めたことは、一通り方向性を定められたと考えています。
毎回 3 ヵ月の最初は難易度が低いので想定よりもよくやれたと考えています。
来月は日付が少ないので、実践できることが少ないと想定しつつ、実践します。
今月の課題も、他人を巻き込んだ設定の実践の難しさです。
個人の範囲では成功失敗は自己責任で済みますが、チームや他人を巻き込んだ場合はそうでありません。
自分の考え方や課題感が周囲に一致していないと、単純にやることが増えるだけだと、とらえられてしまします。
そういった部分が非常に難しく、あと 2 ヵ月で解決できるきがしません。
とりあえずは「学習する組織」で書いてあった、「システムで解決する」を意識します。
2024 年の最初から、業務面と個人の勉強面の両方でさまざまなことが起きています。
自分が制御できることとできないことがありますが、自分の目標を見失わないように取り組んでいきます。