概要
2025 年 7 月〜9 月の振り返りです。
7 月〜9 月の振り返り記事
7 月の振り返り記事
8 月の振り返り記事
9 月の振り返り記事
勉強関連
勉強時間
今回は以下でした。
| 月 | 勉強時間 |
|---|---|
| 7 月 | 約 98.6 時間 |
| 8 月 | 約 70.4 時間 |
| 9 月 | 約 95.6 時間 |
| 合計 | 約 264.6 時間 |
3 ヵ月で約 264.6 時間(月平均約 88.2 時間)の学習時間を確保しました。
3 ヵ月間(7 月〜9 月)の OKR
7 月時点の OKR
7 月時点で計画した OKR は以下です。 なお、当初は英語を目標にしていましたが、優先順位の変化によりオブザーバビリティ(o11y)に変更しました。
| 注力分野 | Objective(3 ヵ月経過後の目標) | Key Result(必要だと考えていること) |
|---|---|---|
| o11y | パフォーマンスを見据えた o11y に入門している | ISUCON ベースで、パフォーマンス、o11y、OTel を学ぶ。 |
そして、7 月時点で 1 ヵ月ごとの具体的な OKR は以下でした。
| 注力分野 | 月 | Objective(1ヵ月ごとの目標) | Key Result(具体的な行動予定) |
|---|---|---|---|
| o11y | 7 月 | パフォーマンスを見据えた o11y に入門している | 達人が教えるWebパフォーマンスチューニング、 MySQL運用・管理[実践]入門を読む、 ISUCON の勉強 |
| 8 月 | パフォーマンスを見据えた o11y に入門している | 達人が教えるWebパフォーマンスチューニング、 MySQL運用・管理[実践]入門を読む、 ISUCON の勉強 | |
| 9 月 | パフォーマンスを見据えた o11y に入門している | 達人が教えるWebパフォーマンスチューニング、 MySQL運用・管理[実践]入門を読む、 ISUCON の勉強 |
9 月時点の OKR 結果
| 注力分野 | 達成度(100 点満点) | Key Result(行動結果) |
|---|---|---|
| o11y | 50 点 | 途中から英語の勉強をやめて、o11y の勉強を開始した。ISUCON ベースで o11y、パフォーマンスを学習することを意識しながら、isucon 本に取り組んだり、OTel の勉強(Go、Java、翻訳)に取り組んでいる。勉強時間は確保しており行動はできているものの、ISUCON のスコアが伸び悩んだり、OTel のインプットに苦戦していたりと課題も多い |
月毎の内訳は下記です。
| 月 | 注力分野 | 達成度(100 点満点) | Key Result(行動結果) |
|---|---|---|---|
| 7 月 | 英語(途中から o11y) | 0 点 | 途中から英語の勉強をやめた。かわりにオブザーバビリティ(o11y)や AI エージェントの勉強を開始した |
| 8 月 | o11y | 80 点 | OTel をコードを書きながら理解を深めた。isucon 本を読んだ。勉強会で登壇した |
| 9 月 | o11y | 70 点 | ISUCON の勉強時間を確保でき、スコアを上げられた(75 万点)。OTel の Java 計装について勉強できた。ISUCON でパフォーマンスを上げるには自力が足りない(知人の実装を見ている)。OTel の Java ドキュメントを読み解くのに苦戦している |
注力分野の振り返り
o11y
途中で英語の勉強を中断して、技術的関心事である o11y に取り組んでいました。
具体的には以下のことに取り組んでいました。
- OpenTelemetry(OTel)ドキュメントを読んで実装(Go)
- o11y の勉強会に参加(10 件ぐらいの勉強会が開催されていた)
- ISUCON 本の private-isu のスコアを上げる際に、パフォーマンスを計測(slow query、nginx、pprof)して改善に取り組む
得られた効果は以下です。 行動面ではうまくいっています。
- OTel について理解を深められた。OTel の翻訳も含めて実装することで相乗効果を得られている
- o11y コミュニティに身を置くことで、o11y の傾向のキャッチアップが以前よりも楽になった
- ISUCON という o11y が重要な環境で導入->計測->改善を学べている
一方で、成果面では課題が残っています。 具体的には ISUCON 本の目標スコアだったり、OTel を学んでいるがローカル開発レベルだったりすることです。
個人で成果目標を設定すると、容易な目標に偏りがちなため、ISUCON チームの知人と定期的に話し合いながらキャリアについて検討する時間をとっています。 この取り組みについて、具体的な効果をまだ実感できていませんが、共通の関心を持つエンジニアとディスカッションできることが最高なので継続します。
中長期的には、「バックエンド・インフラ・o11y をリードするエンジニア」になることが目標です。 そのために、来月以降も o11y をやりつつ別分野にも取り組む計画を立てます。
読書
「達人が教える Web パフォーマンスチューニング」
ISUCON でチームを結成したので、読んでいました。
「入門 OpenTelemetry」
自身の技術的関心事である OTel の勉強をしました。
「MySQL 運用・管理[実践]入門」
ハッカー飯で引き続き読んでいます。
勉強会
勉強会には継続的に参加していました。
「SRE NEXT 2025」
「OpenTelemetry Meetup 2025-07」
「サービスを良くしていくために知っておきたい OpenTelemetry と APM 活用の基本」
「オブザーバビリティの最前線 from Software Design」
「Hatena Engineer Seminar #34 オブザーバビリティの実現と運用編」
「maguro.dev #2 supported by KIKKAKE AGENT」
「国産サービスで実践するオブザーバビリティ入門」
「ゆる SRE 勉強会 #12 SRE 乗り越え体験まつり 〜聞いてくれ俺の武勇伝〜」
まとめ
o11y について勉強していた 3 ヵ月でした。 o11y はほとんど学んだことがなかったため、キャッチアップに苦戦しています。 ただ、自身が OTel ドキュメントの翻訳活動を通じてコミュニティに関わったり、o11y 関連の勉強会も頻繁に開催されていることから、キャッチアップしやすい環境にいます。 特に、似たような興味関心をもつエンジニアと定期的に会話できるという環境が良いです。 ようやく初心者になれた程度だったり、目指している方向性が正しいのか不明瞭ですが、引き続き学習を継続し、実践的な成果につなげていきます。