msksgm’s blog

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Webエンジニアです。日々の勉強記録、技術書感想、美術観賞感想を投稿します。

「スクラムカンファレンスの歩き方」参加感想

概要

スクラムカンファレンスの歩き方」に参加したので、感想を記述します。

timeedev.connpass.com

目的・背景

参加した背景は、RSGT といったスクラム系のカンファレンスに興味があるが、どのようなものなのかあまり把握できたいないので、参加することにしました。
また、タイミーさんは LeSS Yoake ASIA 2024 のスポンサーにもなっているので、力を入れてスクラムをしている印象がありました。 タイミーさんのスクラムの知見も得られればと思い参加しました。

感想・所感

RSGT、スクラムフェス、GSG のそれぞれについて、簡単な概要について知ることができ、当初目的としていた知見を深めることができました。 自身がそれらのカンファレンスについての知見が皆無ということに加えて、スクラム周りは資格や団体なども含めて第三者がわかりにくいこともあり、当事者たちの説明を聞けるのは貴重な機会でした。

YouTubeアーカイブが投稿されているため、スクラムフェスについて知りたい方がいれば、最初に以下の動画の視聴をお勧めします。

www.youtube.com

一方で、タイミーさんのスクラムについてのプラクティスや事例は今回の発表の中に含まれていませんでした。 懇親会でお伺いできれば良かったのですが、失念していました。

下記は、それぞれ印象に残ったことを雑多に記述します。

ゲスト講演 「RSGT の歩き方」

スクラムギャザリング東京実行委員会の代表理事である、川口さんの発表でした。

実行委員会の会長ということから、開催についての歴史や雰囲気について学べました。 特に RSGT は Scrum Alliance 主導ではなく、実行委員会が申請して許可されたらスポンサーとして支援してくれる形式であることに非常に驚きました。 また、会場の雰囲気も、ほかのカンファレンスとまったく異なりそうだということが伝わりました。 自分は、RSGT のチケット争奪戦に勝てなかったため、まだ申し込めていないのですが、11 月の販売でチケットを獲得できたら気持ちを作っていかなければならないと思いました。

タイミー講演 (1)「スクラムフェスの歩き方」

スクラムフェス神奈川を企画した正義さんの発表でした。

2024 年のスクラムフェスの開催内容(未開催のものも含める)を説明する形式で、スクラムフェスの概要からどのような開催になったのかまで学べました。 発表を聞くまでは、個人的なスクラムフェスの解像度は、「全国各地のバラバラの粒度でやっているな」程度でした。 発表を聞いたあとに、全国各地の有志がそれぞれ企画して、開催まで持っていくという熱量のイベントだということが伝わりました。

タイミー講演 (2)「GSG の歩き方」

タイミーでスクラムマスターの役割をしている、坂上さんの発表でした。

Global Scrum Gathering に単身で参加し、得られた知見についての共有でした。 発表で、「受身 -> 相互作用 -> 目指す SCM が決まった」という気持ちの変化について語られていて、これこそがカンファレンスに参加するメリットだと思いました。 私は大規模なカンファレンスに一人で参加するのは億劫になってしまうときも多いのですが、今回の発表で RSGT に参加したい気持ちが高まりました。

今後

スクラムカンファレンス周りの知見を得られたので、RSGT に限らずスクラムフェスにも参加したい気持ちになりました。 RSGT は特にチケットの争奪戦が激しくて、オンライン参加の場合は見送ろうか検討していました。 しかし、有志でサテライト開催されるとのことだったので、チケットが取れなかったらそちらに行こうと思いました。

今回達成できなかった企業事例について知るのは、ちょうど以下のイベントが開催予定ですので、そちらに参加しようと考えています。

coincheck.connpass.com