概要
「プロダクトマネジメントのすべて」を読みました。 感想を書きます。
前提
目的
- 品質観点から開発に取り掛かることが多くなり、プロダクト志向の考え方が欲しかった
- kyon_mm さんのソフトウェアテストで参考にしている 67 のモノ 2021に紹介されていた
- 「プロダクトマネージャーこそ、戦略的に読書せよ!」── 最短で成果を出すための読書地図でも紹介されていた
事前知識
チームビルディング系で言えば、カイゼンジャーニーを読んだ経験があります。それ以外は特にありません。
読了時間
他の本も読みながら読み進めていたので、期間的には大分時間がかかりました。 30 分 × 10 日間程度でだいたい 5 時間程度だと考えています。 読むのに時間がかけた部分とそうでない部分があるので、読み手のコンテキストによって時間の掛け方が変わると思いました。
感想
エンジニアが品質やプロダクトファーストで開発について考える際にまず読むと良い書籍でした。 チームでプロダクトについて考える際に本書を参考にして合意が取れるとより良いと思いました。
本の導入にも書いてある通り、浅く広くプロダクトマネジメントについて紹介します。 私はエンジニアですが、ボトムアップからすぐに実践できそうなことが書いてあったり、周囲の人にどう働きかけるかについて書いてあったため、参考になりました。 一方とプロダクトマネージャー以外が、すべての内容を身近に感じたり、理解し実践するのは立場と優先順位の面において難しいと考えています。 しかし、別の立場の人が実践していることや、やるべきことを知れるという点においてもすべての内容を一読することをお勧めします。 立場が変わるタイミングやプロダクトについて再定義したいときに読み直すと新しい学びが得られそうだと思いました。
次に関連で勉強すること
チームビルディング関連で、kyon_mm さんが紹介していた下記の書籍を読みます。
まとめ
- プロダクトについて考えるために「プロダクトマネジメントのすべて」を読みました
- 浅く広くプロダクト志向について紹介されている本で、エンジニアが読んでも得られる物があった
- すべてを理解する必要はないが、一読しておくと良さそうだった