概要
10月〜12月の振り返りをします。
10~12 月の振り返り記事
10~12 月の振り返りを欠かさずにできました。
10 月の振り返り記事
11 月の振り返り記事
12 月の振り返り記事
10~12 月の目標の振り返り
3 ヶ月間の目標と振り返りをします。
勉強関連
勉強時間
10~12 月の勉強時間は以下の通りでした。 大体、1 日平均 4 時間を継続できました。 先月は 7 月が 150 時間で、9 月が 95 時間というアンバランスぶりだったので、コンスタントに勉強できたことが定量的にわかりました。
10 月 | 11 月 | 12 月 |
---|---|---|
約 127 時間 | 約 128 時間 | 約 134 時間 |
注力分野
この三ヶ月も注力分野は Kotlin と設計でした。 途中休みながらも、ブレずに継続できてよかったです。
Kotlin
11 月末に知人と進めていた、RealWorld の Kotlin 実装を完全に終えました。 Kotlin を勉強する上で時間を割いていた部分だったので無事にクリアできてよかったです。 知人の方に頼りっぱなしだったんですが、さまざまな観点から非常に勉強になる部分が多く取り組み始めた半年前と比べてレベルアップした実感があります。
他には Kotlin の技術記事を 9 つ書きました。 12 月に 1 記事分(アドベントカレンダー)書いてやめてしまったのは、以下の理由があります。ただし、RealWorld のインプット期間があったとはいえ 9 記事で終わってしまったのは残念に思いました。もっと細かくアウトプットすればよかったと考えています。
- Kotlin 縛りという制限が、徐々に内容を薄くしていた
- Kotlin の技術書を zenn で書き始めたのでリソースをさけなくなった
書籍でいえば、「Kotlin イン・アクション」を読み切りました。そして、原著で第 2 版の MEAP が公開されていたので購入して少しずつ読み進めています。本当は「Functional Programming in Kotlin」といった書籍も読みたかったのですが、時間を割けずに断念しました。
現在は、学んだことを教えられるように zenn の本作成機能を使って技術書籍を作成しています。 既に何回も全体構成が変更され前途多難ですが、年末年始で形を作り、2022 年 3 月までには 100%の状態で作成したいと考えています。
設計
設計の知見を深めるために、知人との勉強会で「ソフトウェアアーキテクチャの基礎」と「Google のソフトウェアエンジニアリング」を読みました。 どの本もソースコードレベルの設計というよりは、ステークホルダーも含めた考え方についてです。 通常の業務では経験して言語化するのが難しい領域なので、こういった本で知見を深められてよかったです。
業務で変わったことは常にトレードオフを意識しながら実践できたことです。 設計には必ずトレードオフがあるため、提案する際には必ずメリットデメリットを提示して議論を進めています。 一方で浸透の難しさも実感しています。経験から形成される感性は本人にとっての常識になっています。 理論武装で説明しても納得や理解できない部分がどうしても存在し、技術的負債を抱えたコードを産んでしまいます。 そうならないようにする行動も 1 つの設計力だと実感しました。 明確な解決策は見出せていませんが、どの組織にいても起こりうる問題なので、対処していきます。
読書
以下の本の感想を書きました。 「『技術書』の読書術」で紹介されていた 90 分読書法も実践しているため、目を通しただけの本も含めるともう少し多いです。
美術展
この 3 ヶ月はいけませんでした。
技術記事の作成
Kotlin 縛りで 9 記事を書きました。 途中からネタ切れだったのと、技術書籍を書き始めたので、やめてしまいました。
その他
その他記事
特になし。
connpass の勉強会
以下の勉強会に参加しました。 特に KotlinFest が面白かったです。
server-side-kotlin-meetup.connpass.com
振り返りまとめ
勉強関連でいえば、7 月~9 月の振り返りと同様に、Kotlin と設計に注力した 3 ヶ月でした。
Kotlin は RealWorld の完成度を更に上げ、学んだことを zenn にアウトプットしていました。 結果、Kotlin が一番好きな言語になり、オブジェクト指向および周辺の設計技術に対して理解が深まったと考えています。 途中から Kotlin の初学者向けの勉強会も始まり、違った観点からも理解を深めていました。 12 月からは技術書籍の作成もしています。 そういった中で課題を実感したのは、技術的なことを教えるのにコンテキストを合わせるのが非常に難しいことです。 自身の学び方では Java と Spring の前提知識があって、いろいろスキップしてまなんでいたことがわかりました。 書籍を執筆している最中に、いろいろな指摘を受けて全体構成の見直しが何度も入りました。 教えられるように、体系的に知識をまとめている最中なので苦しいですが、来年の 3 月までには技術書籍を完成させたいです。
設計に関しては、2 つの本を読み終え、設計の勉強会が一旦一区切りつきました。 勉強会を半年続けて、ソースコードレベルからチームビルディングまで設計について知見を深めました。 しかし、実務で実践するにはそれ以外の課題が多く、活かしきれていません。 認識合わせに対してコストがかかってしまう問題は、継続的に対処したいと考えています。
読書は感想文を書けた数は多くないですが、それなりに読めました。 90 分読書法によって積読を消化し、読書メーターに記述しています。
最後に 3 ヶ月の振り返りです。 総括すると、6 月~9 月にインプットしていたことが、10 月~12 月に課題として現れてきた感覚です。 具体的な内容は、上述の通りになります。 このことは、何事も勉強する際には、ある程度の時間をかけないと認知できない根本的な課題が内在しているという経験になりました。 そのため、ネガティブな側面もありますが、見方を変えればポジティブな側面もあります。 また、半年間かけて勉強したことによって、興味の対象が別の分野に移ってきました。 次に注力したい分野は CI/CD とテスト(QA より)です。 既存の勉強がいやになってきたわけではなく、根拠づけや促進するために興味が移った次第です。 Kotlin と設計を勉強しないのではなく、優先順位を一段階下げて継続します。 そして、CI/CD とテストを来年注力したら、職場環境も次に移ろうか考えます。
3 ヶ月の振り返りも無事に継続できました。四半期ごとの振り返りを継続する目標を達成できました。 最後に 1 年の振り返りをおこない、今年のブログ締めくくります。