概要
「Web API The Good Parts」を読みました。 「前提(設計関連・API の知識、目的)」「読了時間」「感想」「次に設計関連で勉強すること」「まとめ」を記述します。
前提
設計関連・API の知識
設計関連だとドメイン駆動設計を普段から勉強しています。 しかし、API 設計と根本的に対象が異なるので、ノーカンです。
API の知識は、Web API を何度か自作したり、業務で使っているので、何をするものなのか人並みにはわかっているつもりです。 ただ、REST の厳密な適切な定義を理解していないのは問題だと思っています。
目的
以下の効果を得られることを目的に読み始めました。
- API 設計を勉強したことがなかったので、入門する
読了時間
薄い本だったので、大体 10 時間もしないうちに読み切ったと考えています。 だらだら読んでいたので、もっと短い時間でも読ます。
感想
API の設計だけでなく、機能、歴史的経緯、セキュリティの面からも Web API について知れる良書でした。 API の設計に関しては、さまざまな企業が公開している API を引き合いにだし、違いの長所短所を述べて最後に筆者の意見を述べる形式です。 設計は筆者の思想が大きくはいる印象ですが、本書はさまざまな例を引き合いに出してくれるので、納得感を持ちながら読み進めることができました。 物事を理解するときに歴史的経緯をストーリーとともに覚えるのが好きなので、つかわない可能性がある知識でも説明してくれるのはありがたかったです。 嬉しい誤算だったのが、セキュリティ周りについても触れてくれていたことです。セキュリティに興味があるのと、設計とセキュリティは切り離せないものだと考えているので、深掘りしてくれて助かりました。現在、徳丸本を読み直しているので、参考にしています。
ひとつ気になったのは、以外と API のパスの書き方は深掘りしなかった印象なことです。 その周辺は、筆者が紹介したように企業が公開している API を参考にして勉強した方と思いました。 あとは、以下のような量記事を探したいと思いました。
次に設計関連で勉強すること
「設計」という括りでは、DDD を引き続きキャッチアップと実践を繰り返します。