概要
「祝完読! しょぼちむのエヴァンス本のススメ」に参加しました。 connpass の「現場から学ぶモデル駆動設計」の第 13 回です。 当日の流れ、感想、内容について述べていきます。
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当日の流れ
- オープニング
- 増田さんによる「現場から学ぶモデル駆動設計」についての説明
- 「祝完読! しょぼちむのエヴァンス本のススメ」
- しょぼちむさんによる、エヴァンス本を 100 日間で読み切ったプロセスと感想
- 座談会
- 増田さん、しょぼちむさん、UGA さん、いろふさん、Kawasima さんによる座談会と質疑応答
感想
エヴァンス本(エリックエヴァンスのドメイン駆動設計)を読んでいくなかでのアウトプット、プロセス、発表スライドがすべてわかりやすくまとめていて感動しました。 私も普段からアウトプットを心がけているのですが、これほどイラストと手書き文字でわかりやすくまとめられるのかと思いました。
しょぼちむさんは 500 ページのエヴァンス本を 100 日間で 100 ページでまとめた方です。 とてもわかりやすい文章とイラストでまとめられています。 ツイッターとはてんブログでそれらをみることができます。 エヴァンス本を読む前と読んだ後でのドメイン駆動設計の印象の変化、興味深かったところ、読む価値があったかなどかを発表されました。 私はエヴァンス本を読んだことがなく、他の書籍(「ドメイン駆動設計入門」、「ドメイン駆動設計 モデリング/実装ガイド」、「ドメイン駆動設計 サンプルコード&FAQ」、「実践ドメイン駆動設計」)を割と読みました。 しかし、しょぼちむさんのノートをみて、エヴァンスが本当に伝えようとしていることを理解したと思えました。 500 ページの書籍を 100 ページにまとめているので、エヴァンス本に挑戦するときには、事前に読むと思います。
気になったことは、しょぼちむさんのドメイン駆動設計を学んで次にやることです。 今回は「現場から学ぶモデル駆動設計」勉強会でドメイン駆動設計の啓蒙活動(?)をやったり、次は YouTube でドメイン駆動設計の紹介をやったりします。 しかし、エヴァンス本を読んだ人が次にやることが気になりました。 なので、今後の活動が楽しみです。
最後の雑談会では、ドメイン駆動設計の有識者たちが互いに意見の交換をしていました。 特に Kawasima さんの、「ユビキタス言語を型の名前にする」に非常に感銘を受けました。 ユビキタス言語を完璧にソースコードに反映することができた状態なら、チームにおいて言葉の変換をすることなく隅々(ソースコード)までいきわたっている状態になり、それが自信の目指すことだと思えました。 こういった、有識者のポロっとでた話も「現場から学ぶモデル駆動設計」に参加したときの楽しみです。