「達人プログラマー第2版」[2020, David Thomas,Andrew Hunt 共著, 村上 雅章 訳]を読了しました
まとめるには長すぎるの最初の部分だけまとめまて,個人的な感想について記述していきます.
まとめ
第二版の強化点
- 時代に合わなくなった参照や例を削除し,新しく,現代的な内容に置き換えている点
- 共著者が,第1版のフィードバックを反映させた
達人プログラマーになるために
- アーリーアダプター・新しい物好き
- 研究が好き
- 批判的
- 現実的
- 何でも屋
継続は力なり
あなたの人生
- 現状に不満を持っているなら変える力がある
- 何らかの理由で開発者は変化に抗おうとしている
- この業界には,驚くほど多くの機会が横たわっている.積極的な行動に出て機会を掴み取る
感想
「プログラマが知るべき 97 のこと」で何度か紹介されていたため,今回読むことにしました.
第一版は 1990 年後半に書かれた本ですが,内容としては今も通用するとして名著として紹介されています.
学ぶ姿勢や,実務における取り組み方などをわかりやすい比喩で紹介されています.
この本を読むタイミングは早い方がいいですが,途中の内容は実務に取り組んだことがないと,まったく理解できないと思います. この本で説明されていた「DRY」,「直交生」,「テスト」などは個人開発でも多く使いますが.「セキュリティ」,「チーム」などは実際のアプリのリリースやチーム開発がないと厳しそうです.
一回の読書では理解できない部分が多いので,半年に一回や年に一回に読み返す必要がありそうです.