msksgm’s blog

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Webエンジニアです。日々の勉強記録、技術書感想、美術観賞感想を投稿します。

「Server-Side Kotlin LT大会 vol.17」で登壇しました&参加感想

概要

Server-Side Kotlin LT 大会 vol.17に登壇者として参加しました。 感想を記述します。

server-side-kotlin-meetup.connpass.com

参加理由

特別な理由はなく、サーバーサイド Kotlin に強い関心があるため、本イベントにはよく参加しています。 そのため、今回も、一般聴講者として参加するつもりでした。

しかし、イベント 2 日前に運営をやっている知り合いから「登壇予定だった方が体調不良で来られなくなり代打を探している」という話があがりました。 もちろん資料はなく、登壇は迷いました。 ただ、今年は「opentelemetry-kotlin に熱中した 1 年」という目標を掲げていたこと、ほかに「コンフォートゾーンから抜け出した環境に身を置く」という目標からも登壇することにしました。 加えて、opentelemetry-kotlin の approver の役割をもらう際に「日本で opentelemetry-kotlin の紹介をするよ」という宣言をしていました。その約束を果たしたかったのもあります。

登壇感想

「opentelemetry org に寄贈された opentelemetry-kotlin の紹介」

「opentelemetry org に寄贈された opentelemetry-kotlin の紹介」という題目で発表しました。 内容はタイトルの通り、opentelemetry-kotlin の紹介です。 技術詳細というよりは、コミュニティの動きについて紹介しました。 発表内容の目次は以下です。

  • オブザーバビリティと OpenTelemetry について
  • opentelemetry-kotlin の寄贈について
  • opentelemetry-kotlin の進捗

登壇資料は下記のリンクです。

speakerdeck.com

実は、OpenTelemetry Advent Calendar 2025に投稿した、下記の記事の続編になっていたので、合わせて読んでいただけると幸いです。

zenn.dev

登壇感想

2 日前に名乗りをあげて限られた時間でやりきったという気持ちです。 具体的に、やりきれた点については以下です。

  • opentelemetry-kotlin はまだまだ知名度が低い。そのなかで、サーバーサイド Kotlin Meetup という Kotlin の動向に感度が高いエンジニアに対して登壇できたのは、知名度向上に寄与できたと考えている
  • オブザーバビリティの知名度が上がっていることがわかった
  • OpenTelemetry について会話することで、OpenTelemetry の説明について勘所を得られた

一方で、下記のような反省点がたくさんありました。

  • 登壇の練習時間を確保できなかったことや、登壇時に緊張であがってしまったため、早口で喋ってしまった
  • 質疑応答の際に質問の背景や前提を整理できずに、的外れな回答をしてしまった瞬間があった
  • marp で作成したときに vscode のプレビューでは画像の文字が潰れていなかったが、発表時には解像度の問題で画像の文字が潰れた

早口で喋ってしまったこと、画像の文字が潰れたことは、準備時間不足が原因です。 早口に関しては知人に「LT みたいなペースで話していたね」と言われて、本当にその通りだと思いました。 ただ、時間がなかったは言い訳で、聴講者からは関係ない事情ですので、改善したいです。 対策は、「発表練習ができないときには資料の枚数を減らして喋る内容をメモする」「marp は vscode のプレビューに頼り切らず発表モードを確認する」を考えています。

的外れな回答をしてしまったことは、自分のいつもの悩みです。 自身の悩みとして、瞬間的な思考力の欠如があり、質疑応答でパニックになることが多いです。 今回も、それが露呈してしまいました。 瞬間的な思考力は短期決戦のなにか(競プロ、etc...)で訓練することを考えていますが、短期的にはほかにやりたいことがあるため、アクションは考えられていません。

頭が痛い問題です。ただ、落ち着いて話すには自分の知識の引き出しをすることがすぐにできることだと考えているため、今回の質疑応答で以下の知見を得られてよかったです。

  • 「インフラの知見をもっている(と思われる)エンジニアに OpenTelemetry を説明する際の前提合わせ」
  • 「OpenTelemetry は共通の仕様を持っているが、言語ごとにネイティブ実装をしていること」

セッション感想

今回も、興味セッションが沢山あって非常に勉強になりました。 特に、@nakamura_to さんが開発した Kova は Kotlin らしい書き方だったり既存ライブラリの辛みを乗り越えようとしたライブラリで非常に面白かったです。 開発する熱意を聞いてみたところ、「ほかのバリデーションライブラリに辛い経験があったというよりも、自分ならもっとうまく書けると思った」と聞いて、非常に驚きました。 懇親会でも会話する機会があったので、いろいろお話ししたのですが、OSS 開発に対する熱量が高く、刺激になりました。

github.com

勉強会の全体的な感想

運良く、opentelemetry-kotlin について発表する機会が得られてよかったです。 今回の登壇が、opentelemetry-kotlin の知名度向上およびコントリビューターの増加につながれば幸いです。

サーバーサイド Kotlin Meetup は今回で Vol.17 でした。 参加者として、Vol.1 から参加している(はず)で、Gather だったころや、JetBrains がスポンサーにいなかったころから参加しています。 今回も Kotlin が好きなエンジニアの方々と交流できる機会をいただき本当にありがとうございました。 今後の開催も楽しみにしています。

2026年1~3月&1月の目標

概要

投稿が遅れましたが、2026 年 1 月〜3 月&1 月の目標です。

1 月〜3 月の目標

2026 年は、「opentelemetry-kotlin に熱中した 1 年」にします。

そのために以下のことを学んでいきます。

  • オブザーバビリティ
  • OpenTelemetry
  • Kotlin
  • AWS

勉強関連

3 ヵ月間の OKR は以下です。

注力分野 Objective(3 ヵ月経過後の目標) Key Result(必要だと考えていること)
オブザーバビリティ 技術書典 20 に向けて技術同人誌を執筆 所属サークルで執筆活動
OpenTelemetry or Kotlin opentelemetry-kotlin にコミット opentelemetry-kotlin の PR をレビュー。issue にあげられている内容をコミット
AWS 手を動かして AWS を学んでいる。AWS Certified CloudOps Engineer - AssociateSOA-3)を取得。 AWS Terraform を読む。SOA-3 を 3 月末に受験する

そのための 1 ヵ月ごとの OKR を具体的に以下のように定めます。 特にすべての実現に固執せず、突発的に発生した内容を受け入れながら進めていきます。

注力分野 Objective(1 ヵ月度ごとの目標) Key Result(具体的な行動予定)
オブザーバビリティ 1 月 技術書典 20 に向けて技術同人誌を執筆 執筆内容の半分のインプットを終える。Typst について学び始めている
2 月 技術書典 20 に向けて技術同人誌を執筆 執筆内容の残りを終える。
3 月 技術同人誌を入稿 最大の割引率になるように入稿できている
AWS 1 月 手を動かして AWS を学ぶ Terraform で学ぶ AWS(1)を読み終える
2 月 SOA に向けて勉強を開始する 問題集を 1 周する
3 月 SOA を受験 最終週に受験する
OpenTelemetry or Kotlin 1 月 opentelemetry-kotlin を通じて OpenTelemetry の仕様を学ぶ opentelemetry-kotlin のレビューまたはコミットする
2 月 同上 同上
3 月 同上 同上

まとめ

過去は具体的すぎて、乖離が大きかったのと、計画に時間を使いすぎたので、抽象度を上げています。 ブレないように続けていきます。

2026年の目標

概要

2026 年の目標を作成します。

去年と引き続き、1ヵ月と四半期(1月、4月、7月、10月)の目標と振り返りを行います。

今年やりたいこと

今年やりたいことは以下です。 特に、「opentelemetry-kotlin に熱中した 1 年」にしたいです。 あとは、オブザーバビリティ、Kotlin、AWS が優先されます。

  • 技術同人誌を執筆
  • opentelemetry-kotlin
  • オブザーバビリティ、OpenTelemetry を学ぶ
  • Kotlin の理解を深める
  • AWS を学ぶ
  • 資格を取得
  • 勉強会に参加
  • おうち o11y
  • なんか作る
  • コミュニティ活動
  • カンファレンスにプロポーザルを出す
  • OpenTelemetry 公式ドキュメントの翻訳活動

優先順位をつけると以下の順番になります。 まずは、1 月から 3 月は技術同人誌と opentelemetry-kotlin が優先される予定です。 別途、業務・私用を考慮した可処分時間に合わせて調整します。

  • 技術同人誌を執筆(4 月・10 月予定)
  • opentelemetry-kotlin
  • オブザーバビリティ、OpenTelemetry を学ぶ
  • Kotlin の理解を深める
  • AWS を学ぶ
  • 資格を取得(AWS 系の資格を 3 つ検討)
  • おうち o11y
  • 個人開発でなんか作る

以下は受動的または強制的に達成する場合があるので、特に目標には定めません。

  • 勉強会に参加
  • コミュニティ活動
  • OpenTelemetry 公式ドキュメントの翻訳活動
  • カンファレンスにプロポーザルを出す

2025年の振り返り

概要

2025 年の振り返りをします。

2025 年に立てた目標は以下です。

msksgm.hatenablog.com

勉強関連

勉強時間

勉強時間
1 月 95.8 時間
2 月 130.1 時間
3 月 119.6 時間
4 月 127.5 時間
5 月 98.5 時間
6 月 106.7 時間
7 月 98.6 時間
8 月 70.4 時間
9 月 95.6 時間
10 月 106 時間
11 月 61.3 時間
12 月 43.1 時間

勉強内容の振り返り

1 ~ 3 月

msksgm.hatenablog.com

4 ~ 6 月

msksgm.hatenablog.com

7 ~ 9 月

msksgm.hatenablog.com

10 ~ 12 月

msksgm.hatenablog.com

一年の総括

勉強関連

1 年の前半(1~6 月)では英語の勉強にすべてのリソースを注いでいました。

英語の最終スコアは以下です。CEFR だと B2 ぐらいです。

  • TOEIC L&R 900(目標 960)
  • TOEIC S&W 300(目標 360)
  • 英検準 1 級(目標 1 級)
  • TOEFL 76(目標 95)

やめた理由を一言で言えば、技術的な勉強を再開したくなったからです。 詳細は、2025 年 7 月の振り返りに軽く記載しました。 目標と比較してどれも未達の状態で終えてしまいましたが、「英語の勉強をしたい」という欲求は満たせました。 今後は「英語で ⚪︎⚪︎ をしたい」ベースで考えて、その過程で資格試験をマイルストーンに置きたいと考えています。 英語勉強のふりかえりを書こうと思って、半年ぐらい経ってしまいました。 勉強の総括を書かないのも良くないので、1 月中には書きます。

1 年の後半(7~12 月)からはオブザーバビリティに注力し始めました。 なぜオブザーバビリティに興味があるのかというと、一言で言えないのですが、大まかには以下が挙げられます。 どれも、自身が過去に苦しんだ経験がベースになっています。 いつかもっと言語化したいです。

  • どんなに気をつけても、ソフトウェアは複雑になって、バグを生み出したり開発速度が下がったりする。オブザーバビリティは課題の早期発見、正しいアクセルとブレーキの踏み方になってくれるはずだ
  • ドメインやシステムのことを熟知していなくてもオブザーバビリティが高ければ原因特定できるというのは面白いと思った。運用がもっと楽しくなるはずだ
  • オブザーバビリティによってアプリケーションの振る舞いを定量化した指標を用いることで、曖昧さやエモい説明や行動変化を極力排除したい
  • ビジネス指標と紐付けられると、運用がもっと楽しくなるかもしれない

2025 年の 1 月ぐらいから、OpenTelemetry 翻訳プロジェクトに参画していたぐらいの温度感でしたが、本格的に「オブザーバビリティ(o11y)をやるぞ」と決心したのが 7 月です。 手探りの状態から開始していろいろ取り組んでいました。

  • OpenTelemetry の公式ドキュメントの内容を手作業で実装してみた
  • 同じ技術的関心を持つ知人と ISUCON チーム(技術サークル)を結成し、定期的な勉強会を開催した
  • オブザーバビリティ系の技術同人誌を執筆するために奔走した
  • カンファレンスのコアスタッフになった
  • OpenTelemetry Meetup で登壇した
  • opentelemetry-kotlin にコミットできた

振り返ってみると半年でこれだけやったのだと思えた反面、まだまだやりたいことはたくさんあると思いました。

来年こそはオブザーバビリティと Kotlin の 1 年にします。

仕事関連

11 月 1 日に転職しました。 初めての転職です。 前職と比較して、事業ドメインと組織規模が完全に真逆で、苦しみながらも刺激を受ける日々です。 技術面では Kotlin と OpenTelemetry を採用しており、私の興味関心と完全に一致しています。 そのため、技術のキャッチアップをしたいと思いつつも、さまざまな制約(時間、集中力、etc...)に追われています。
準備ができた日はこないスタンスで働いていますし、ギャップはあるんだろうなと思っていたのですが、いざ直面するとうまくコントロールできていない自分がいます。 まだ 2 ヶ月ですので、転職初期の辛みを乗り越えられるようにやっていきます。

趣味

趣味はサウナとコーヒーなのですが、今年はいくつか再開または新しくやってみました。

  • 筋トレ
  • ランニング
  • 推し活

運動関連は勉強時間に集中するため再開してみたのですが、数字的には確保できる勉強時間が減ってしまったので、なかなかバランスがとれずに苦慮しています。 運動しながら勉強時間を確保出来ている人たちが本当にすごいです。
あとは、初めて推し活をやっています。 学生の頃は多少興味があってもお金がなかったため、やってこなかったのですが、自由に使えるお金が増えるとできる幅が広くて新しい体験をしています。 学生のころからやっていた人たちは、だいぶ生活を切り詰めていそうだと思いました。

その他

一昨年の年末に姪が産まれて、結婚願望ができたので、婚活をしてみていましたが、4〜5 ヶ月ぐらいで破局しました。 年齢も年齢ですので、来年中には目処をたたせたいという気持ちです。

来年の抱負

来年は、オブザーバビリティに注力します。 といっても、おそらく下記のようにいろいろやると想定しています。

  • 技術同人誌を執筆
  • コミュニティ活動
  • opentelemetry-kotlin
  • 資格を取得
  • カンファレンスにプロポーザルを出す
  • OpenTelemetry 公式ドキュメントの翻訳活動
  • 勉強会に参加
  • おうち o11y
  • なんか作る

どれもできることからやっていきますが、大前提として、ちゃんと手を動かして学びたいですね。 理論先行にならないように気をつけます。

来年も頑張ります。

2025年10~12月の振り返り

概要

2025 年 10 月〜12 月の振り返りです。

10 月〜12 月の振り返り記事

10 月の振り返り記事

msksgm.hatenablog.com

11 月の振り返り記事

msksgm.hatenablog.com

12 月の振り返り記事

msksgm.hatenablog.com

勉強関連

勉強時間

今回は以下でした。

勉強時間
10 月 約 106 時間
11 月 約 61.3 時間
12 月 約 43.1 時間
合計 約 210.4 時間

3 ヵ月で約 210.4 時間(月平均約 70.1 時間)の学習時間を確保しました。

3 ヵ月間(10 月〜12 月)の OKR

10 月時点の OKR

10 月時点で計画した OKR は以下です。

注力分野 Objective(3 ヵ月経過後の目標) Key Result(必要だと考えていること)
o11y o11y・バックエンド・インフラを学び 7 月時点よりも技術的な成長をできている状態 o11y、OTel、ISUCON を実装、書籍、コミュニティから学ぶ

そして、10 月時点で 1 ヵ月ごとの具体的な OKR は以下でした。

注力分野 Objective(1 ヵ月度ごとの目標) Key Result(具体的な行動予定)
o11y 10 月 OTel ベースで o11y を学ぶ ISUCON本の private-isu のスコア 100 万点。 OTel Java を手を動かして学ぶ。 実践 OpenTelemetryMySQL運用・管理[実践]入門を読む。 AWS の資格勉強(仮)。
o11y 11 月 インフラの勉強を資格ベースで始める ISUCON の過去問を解く。 MySQL運用・管理[実践]入門を読む。 AWS の資格勉強(仮)。
o11y 12 月 o11y・バックエンド・インフラの知識について10月と差分を検討できており、次の 3 ヵ月から1年を見据えている ISUCON の過去問を解く。 MySQL運用・管理[実践]入門を読む。

12 月時点の OKR 結果

それぞれの行動結果は以下です。

注力分野 達成度(100 点満点) Key Result(行動結果)
o11y 50 点 ISUCON の勉強時間を確保でき、100 万点を達成した。OTel Java を途中まで勉強したが今は停止状態。MySQL 運用・管理[実践]入門の予習復習を習慣化できた。実践 OpenTelemetryは一部読んだ。AWS の資格勉強を開始した。
o11y 60 点 実践 OpenTelemetryを読めなかった。SAA を受験して合格した。ClickHouse に入門した。
o11y 65 点 同人活動の計画ができた。特に執筆環境構築はリードできた。アドカレに投稿できた。opentelemetry-kotlin に軽微な修正をコミットできた。「Terraform で学ぶ AWS」を途中まで読んだ。「実践 OpenTelemetry」を読んだ

注力分野の振り返り

o11y

o11y では以下のことにとりくんでいました。

目に見えるアウトプットはできているものの、実際に手を動かす機会の少なさが課題です。 実践ありきの分野ですので、理論ばかり学んで、抽象的な(エモい)ことしか言えない人材にならないように気をつけたいです。 後述する資格とのトレードオフを意識しつつ、目標を立てていきます。

その他

AWS SAA(Certified Solutions Architect - Associate)に合格しました。 登竜門的な資格として受けて、無事に合格してよかったです。

一方で、手を動かさずに合格してしまったので、実践経験との差が大きいです。 継続的に受験予定ですが、資格が目的にならないよう気をつけます。

読書

「国産サービスで実践するオブザーバビリティ入門 [第二弾]」

msksgm.hatenablog.com

MySQL 運用・管理[実践]入門」

ハッカー飯で引き続き読んでいます。

勉強会

「Observability Conference Tokyo 2025」

カンファレンススタッフとして参加しました。

msksgm.hatenablog.com

「Kotlin Fest 2025」

msksgm.hatenablog.com

「After.kt 2025」

msksgm.hatenablog.com

「Server-Side Kotlin Night 2025」

msksgm.hatenablog.com

まとめ

この 3 ヶ月の大きなイベントは、11 月に転職したことです。 それにともない、勉強時間が減ってしまいました。 技術サークルの活動を通じて、勉強を継続できたことはよかった点です。

一方で、アウトプット量が足りない実感を抱えたまま、1 年を終えてしまいました。 来年は o11y にどっぷりと浸かった 1 年になるように、習慣を見直します。