msksgm’s blog

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Webエンジニアです。日々の勉強記録、技術書感想、美術観賞感想を投稿します。

4月の振り返り

4 月が終わります.
2021 年の目標を元に今月の振り返りをしていきたいと思います.
最近,新社会人になりました.

生活習慣

早寝早起き生活を継続中
土日はいつも通り起きれない....
筋トレも継続中です.

プログラミング関連

個人開発

完全に止まってしまいました.
研修期間中に学んだことで web api サーバを作りたいです.

フロントエンド

React を触れる機会は度々あります. ただ,あまりレベルアップしていないですね...

バックエンド

GraphQL と express(Node.js)を Udemy で学びました.
GraphQL はとても便利ですね.
しかし,ルーティングを考えて実装していないので 404 になってしまいます
express も完全に,GraphQL サーバーと MongoDB の接続用になっているのですが,正しいのでしょうか.

インフラ

特に取り組めていません.
「30 日でできる! OS 自作入門」が少し気になっています.

データベース

MySQL に触れる機会が多いです.
MongoDB と比較して融通がきかないことが多いのとメリットをあんまり感じられていない状態です.

ネットワーク

AWS の入門書を読みました.
あまり得られることはありませんでしたので,他の本に手を出してみたいと思います.

趣味

読書

3冊達成

1冊目「SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル」

msksgm.hatenablog.com

2冊目「図解即戦力 Amazon Web Services のしくみと技術がこれ 1 冊でしっかりわかる教科書」

msksgm.hatenablog.com

3冊目「13 歳からのアート思考」

msksgm.hatenablog.com

映画観賞

緊急事態宣言で映画館がしまったので,今月も達成できず...
Netflix でかわりに何かみるか,ジョゼと虎と魚たちの実写をみたいです.

美術観賞

こちらも緊急事態宣言で行けませんでした. GW 中に 3 つぐらいチケットを取っていたのですが,全部払い戻しとなってしまいました泣

絵を書く

ipad の procreate でドローインングばかりしています.色ぬりの練習もしたいですね

最後に

4 月から新社会人になったのと,緊急事態宣言によって,あまり自分のことができていないですね.特に家にいるのに絵の練習があまりできていないのがつらいです. 読書は続けられているのが唯一の救いです.
一気に自分の時間がなくなったので,隙間時間と休日を活用して効率的に生きていきたいです.

「13歳からのアート思考」まとめと感想

「13 歳からのアート思考」[2020, 末永 幸歩]を読みました.

まとめと感想について記述していきます.

概要・まとめ

導入

本書では,自分なりのものの見方・考え方の方法として,「アート思考」というものを提案しています.
また,絵画を見たときに,絵を見る時間よりも説明文を見る時間の方が長いこと,ただ答えを見る確認作業であると問題提起をします.
タイトルの「13 歳」というワードは,図工が小学生に最も人気な授業の一つであるのに,美術が最も不人気な授業の一つであることに起因しています.

しかし,「すべての子どもはアーティストである.問題なのは,どうすれば大人になったときもアーティストのままでいられるかだ」という,言葉を元に,「自分だけのものの見方・考え方」を取り戻し,アートのように考えることを目的に本書の授業が始まります.ここでアートのように考えるとは,以下の要素です

  1. 「自分だけのものの見方」で世界を見つめ
  2. 「自分なりの答え」を生み出し
  3. それによって「新たな問い」を生み出す

本書では,「アーティスト」を,表現の花,興味のタネ,研究の根を持つ人たちであると定義し,特に興味の根を伸ばすことに夢中であると述べています.
対比として,似たような,表現の花を量産する人を「花職人」と定義しています.

6 つの「20 世紀のアート作品」とクラス

1. 20 世紀のアートを切り開いたアーティスト

  • 緑のすじのあるマティス夫人の肖像(1905)
    • アンリ・マティネス(1869〜1954)
  • カメラの登場により写実的な絵画に対して,「アートにしかできないこと」に挑戦した作品

2. 「史上最も多作のアーティスト」の代表作

  • アビヨンの娘たち
    • パブロピカソ
    • 正確無比な遠近法に隠された「ウソ」や「半分のリアル」しか描けないことに対して疑問を投げかけた作品
      • 遠近法で捉えていない写実的な絵画は,人の注視的な視点を捉えていないことから「非現実的」であるとした

3. アート作品の「見方」とは?

  • コンポジション
    • カンディスキーが描いた抽象画
    • 具象物を描かない絵
    • 音楽の経験からメロディーのような絵を描いた
    • 「なに」が描かれているかわからなかったからこそ,惹きつけられる絵
  • 2 種類のアートに見方
    1. 背景とのやりとり
      • 作者の考え
      • 作者の人生
      • 歴史的背景
      • 評論家による分析
      • 美術史における意義
    2. 作品とのやりとり
      • 製作者と作品のやりとり
      • 作品と鑑賞者のやりとり

4. 「アートに最も影響を与えた 20 世紀の作品」第一位

  • 泉(Foundation)
    • マルセル・デュシャン
    • 男性用の小便器にサインをして,「泉」と名付けただけ
    • R.MUTT というサインは,マルセルが主催の作品だったため
  • 「視覚」から「思考」へ
    • 「視覚で愛でることができる表現」という前提があった
    • 「泉」は「表現の花」を極限まえ縮小し,反対に「探究の根」を極大化した作品
  • 「アート=視覚芸術」からの開放

5. 一風変わった書き方の先にあるもの

  • ナンバー 17A
  • 書き方が珍しいからではなく,描き方を通じて「自分なりの答え」を生み出したから
    • アートにしかできないことに対する究極の答えを生み出した
    • 「窓」を見て,「窓そのもの」を見る人は少ない.逆に,「床」を見ると「床」そのものを見る.
      • このような「絵画なら絵を見る」という常識を超えて,物質としての絵そのものを捉えた作品

6. 城壁を崩した作品

  • ブリロ・ボックス
    • アンディー・ウォーホル
    • ポップなデザインの不思議な木箱
    • ブリロのロゴやパッケージデザインを,そっくりそのまま木箱に写しとっただけ
    • カナダ国立美術館はブリロ・ボックスをアートではなく商品と判定した
    • その2年後の館長はブリロ・ボックスをアートだと判定した
  • 「アートの枠組み」のイメージ
      • 彫刻,絵画,建築
    • 市民
      • 大衆商品
  • デュシャンでさえ,「アートという確固たる枠組み=城壁」があった
  • ウォ=ホルの「ブリロ・ボックス」は,その城壁を崩す or 元々ないものだと認識させることになった

結論

「ただアーティストがいるだけ」

  • 目に見える世界の模倣はカメラによって終わった
  • 20 世紀以降は様々な,「アートにしかできないこと」の考察がおこなわれた
  • 「これがアートだというようなものは,ほんとうは存在しない」
  • 「ただアーティストたちがいるだけだ」

課題解決と価値創出

  • 真のアーティストとは,課題解決だけでなく価値創出をおこなっている
  • 「探究の根」を伸ばすことに熱中している
    • 「花」が咲いているかどうかは大きな問題ではない
  • アーティストは「絵を描いている人」や「ものをつくっている人」ではない
    • 「自分の興味・好奇心・疑問」を皮切りに,「自分のものの見方」で世界を見つめ,探究を進めることで「自分なりいの答え」を生み出すことができる人

アート思考

  • 「常識」や「正解」にとらわれず,「自分の内側にある興味」をもとに,「自分のものの見方」で世界をとらえ,「自分なりの探究」をし続けること

感想

コンセプトは「アート思考」なので,通常の思考方法のビジネス本や,美術知識本のような形式の説明はないです.
元々,中高生の授業向けの内容だったので難しい表現などは使わず,とてもわかりやすいです.

美術知識本ではないといっていますが,アートの歴史を年代順に解説しているので,美術の入門書としても最適に感じました.
特に,近代アートなどが,なぜこのようになったのかは,本書の内容読むと理解できます.

また,アートはただ絵を描くだけではないということ,「アーティスト」とは,表現の花,興味のタネ,研究の根を持つ人たちである,特に研究の根を伸ばすことに夢中という言葉は,自分が仕事や勉強をするときに考えさせられるし,大きな支えになる言葉だとだと思いました.

ただし,花だけを作る人「アーティスト」と似て異なる存在のことを「花職人」と表現するのは,少し言い過ぎだと思いました.わざわざ比喩表現までして区別するようなことだったのでしょうか?
また,「13 歳」という言葉を強調するには,あまり関係ないような気がしました.「13 歳からのハローワーク」,「13 歳からの金融入門」などのようなタイトルが多いのであやかっている感が否めません.

全体的な感想としては,少しだけ著者の強い思想などを感じ取れる部分がありましが,全体的にはとても読みやすく,20 世紀アートの変遷とアート思考による「自分なりの答え」の見つけたを知ることができる本だと思いました.
美術館に行く機会がある人や少しでも美術観賞に興味がある人には,とてもおすすめできる人です.

「図解即戦力 Amazon Web Services のしくみと技術がこれ 1 冊でしっかりわかる教科書」まとめと感想

「図解即戦力 Amazon Web Services のしくみと技術がこれ 1 冊でしっかりわかる教科書」[2019, 小笠原 穂高]を読み終わりました.

要約・まとめ

  • AWS の簡単な特徴
    • 様々なベンダーから借りる必要があったのが,一括で済む.
    • 従量課金性
  • 代表的なサービスの紹介と,利用方法の簡単な説明
  • 代表的なサービス周りのインターネットの基礎知識の説明
    • サーバー
      • web サーバー,メールサーバー,DNS サーバーなど
    • Web の仕組
      • FTPSSH,リダイレクトなど
    • 負荷分散 ロードバランサー

感想

AWS の簡単な入門書です.
対象としては,初学者向けの内容となっていて,インターネットやサーバの知識がない人でも,逐一説明が入るので簡単に読めるようになっています.
主な紹介は,EC2,S3,VPC,RDS となっています.しかし,これらがわかれば,Web アプリのデプロイまでができるわけではないので,他の書籍を読んだ方がいいかもしれません.
とくにハンズオンがあるわけでもないので,あまり身につかなさそうです.本当に初学者向けだったかもしれません.

全体的に簡単な内容だったので,対象読者はプログラミング初学者で,一通り Web アプリの作成が終わったら AWS を利用としようと思っている人が,初期の方に読む本だと思いました.   少し AWS を触った人が,知識の穴を埋めるために読むと得られることが少なさそう.
次にやることが AWS にデプロイだったら,もっと他に適した本があると思いました.

「SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル」感想,まとめ

「SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル」[2016, ジョン・ソンメズ]を読了しました.

感想などについて記述していきます.

まとめ,感想

感想

  • 「ソフトウェア開発者の人生マニュアル」というタイトルなので,「ソフトウェア開発」の話が主なのかと思いきや,ソフトウェアの話はあまりしません.
    • これは,訳者あとがきや,まつもとゆきひろ氏の記述のとおり,「人生マニュアル」は他の多くの本があるので,「ソフトウェア開発者」を対象にしたということで,ニッチな領域を対象にした本とのことです.
  • 筆者の体験談から語られるソフトウェア開発者がキャリア設計をするために重要だったことが順番に記述していきます.
  • よくある効率的な学習方法と生産性の高め方だけでなく,お金と健康とメンタルについて記述しています.
    • 特に,自己マーケティングについては,ブログや本を執筆したり,カンファレンスで登壇したりすることの重要性についての述べており積極的に挑戦していこうと思いました.
    • また,投資の部分は他の本には書かれていないことが多いため興味深いです.
    • 健康とメンタルについての説明も,参考になるようなことばかりです.
  • しかし,そのまま自分のキャリアに適用するには,以下の問題点があります.
    • 著者はアメリカ在住
    • 19 歳の時点で高給な仕事につけるほどの実力者
    • 不動産投資の観点がアメリカ式
  • 筆者も最後に記述したように"福音"のようにこの本を受け取るのではなく,自身に解釈して受け取る必要があります
  • 個人的には,自己マーケティングと投資を今までやってこなかったので,取り組んでいこうと思います.

キャリア設計をするために重要なこと

  • 重要なこと
    • 仕事を得るまでの観点
      • 面接をハックする
      • 履歴書をよくする方法
      • プロの考え方
    • 自分をマーケティング
      • ブログ
      • 登壇
      • SNS の活用
      • バカにされるのを恐るな
    • 勉強の仕方
      • 10 個のステップ
    • 生産性の高め方
      • ポモドーロ
      • 習慣
    • お金に強くなる
      • 給料について
        • 給料の運用
        • 給料交渉
      • 投資
    • 健康
      • 健康な体を作ることの重要性
      • 体の鍛え方
    • 負けない心を鍛える

3月の振り返り

3 月が終わります.
2021 年の目標を元に今月の振り返りをしていきたいと思います.

生活習慣

早寝早起き生活を継続中
土日はきついですが頑張って起きています
筋トレも継続中です.

プログラミング関連

個人開発

Next.js,Node.js,TypeScript,GraphQL でアプリ制作しました. 4 月までにアプリを作りたかったけど,認証のところでつまづきました. なのでデプロイを先にやってすぐに閉じました. 今作っているアプリも飽きたので他のアプリを作ろうと思います.

フロントエンド

Next.js でフロントを作っていました.
ルーティングが楽なのがメリットですね.
Link で作成した path は再読み込みすると 404 エラーが発生してしまうので,対処したいです.

バックエンド

GraphQL と express(Node.js)を Udemy で学びました.
GraphQL はとても便利ですね.
しかし,ルーティングを考えて実装していないので 404 になってしまいます
express も完全に,GraphQL サーバーと MongoDB の接続用になっているのですが,正しいのでしょうか.

インフラ

アプリを docker-compose で作成できるようになりました.
これで AWS へのデプロイも捗ればいいのですが.
ECS へのデプロイは簡単ですね.

データベース

Atlas という MongoDB のサービスを知り使っていました.
何も考えずにデータベースを構築できるのは楽です. MongoDB の dump と restore を適切に使えれば,アプリ開発の初期設定が楽に進められそうです.

ネットワーク

「マスタリング TCP/IP 入門編」を購入したので読みました.
見た目の厳つさとは裏腹に内容は完全に入門レベルで良書です.
技術的な解説だけではなく実利用の説明や,わかりやすい比喩がふんだんに用いられているので,もっと早く買えばよかったと思います
来月は AWS の入門書を読んで具体例で理解を深めたいと思います.

趣味

読書

3冊達成

1冊目「達人プログラマー

msksgm.hatenablog.com

2冊目「カイゼンジャーニー」

msksgm.hatenablog.com

3冊目「マスタリング TCP/IP 入門編」

msksgm.hatenablog.com

映画観賞

今月は月末が忙しくて観に行くことができなかった....
エヴァンゲリオンも公開されているので来月は2本ぐらい観に行きたいです.

美術観賞

「Connections―海を越える憧れ、日本とフランスの 150 年」

「伝説の絵師 岩佐又兵衛 三大絵巻 -山中・浄瑠璃・堀江一挙公開-」

「黒田記念館」

絵を書く

色鉛筆での絵を作成していました.
でも,デジタルに興味があるので最近は ipad の procreate で絵を描いています.

最後に

三月は映画を観に行けなかったのは残念...
その分,美術館に3回行けたのでよしとしたい.
Web アプリのデプロイは 3 月中の目標でしたが,連携がうまくいかないのでいったん諦めます.
目標の立て方が下手だから失敗しましたね.次は,目標を下方修正して進めていきます.